今日:24 hit、昨日:10 hit、合計:106,737 hit
小｜中｜大
60 ページ11
・
そもそもプロを目指すようなクオリティで
やってきたわけじゃないし。
最近も授業で弾くくらいで
地元の音楽団には全然参加できてないのが現状だ
後夜祭って確か学生ほとんどの人がくるし
しかもあのジンクスもあって
鐘の前には尚更人が来るだろうし。
そんな大勢の前で弾けるようなレベルじゃないよなと
自分の演奏を思い返す
「弾けないことはないけどブランクがなあ…」
ぶつぶつと独り言を言いながら歩いていると
「下向いてたら危ないよ、Aさん」
前を呼ばれびっくりして勢いよく顔をあげる
「ぅわっ…なんだ海斗か」
「なんだとはなんだ、悩み事？」
ギターを抱えた海斗が首を傾げ覗き込んでくる
そうだ、人前でライブをしている海斗になら。
「あのね、海斗！」
事の顛末を海斗にひとつひとつ説明し始めた
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 501人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ぷらむ
| 作成日時：2020年11月22日 17時
