シリウスに愛を誓う【QK】

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それからのこと、須貝さんはここ半年ずっと週一程のペースで私が仕事から帰った頃に私の家に会いに来るようになった




彼は忙しそうにしているのに、意地でも来るのだ

私とお話をする、ということだけのために







｢忙しいなら、来なくても大丈夫なのに｣





｢俺がやりたくてやってることだからいいの｣

｢あと絶対Aちゃん、俺の事引き離すでしょ？｣




｢だって私結婚する気なんてないですからね｣

｢好きでもない人と夜な夜な会うとかおかしいです｣





｢うわーAちゃん相変わらず酷いなあ｣





｢どうせ夜ご飯も食べさせてくれるから一石二鳥だとか思っているんでしょう？｣

｢もう見え見えですよ｣





｢バレたか笑｣







相手になんてする気はなかったけど、
日に日に須貝さんのこの笑顔に惹かれている、自分がいる









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｢Aちゃん｣




｢何でしょうか？｣




｢今度遊園地行こ｣




｢なんでですか？｣




｢ええ俺が一緒に行きたいからなんだけど｣

｢あとAちゃんのお母さんに割引券貰っちゃったからね｣





母、余計なことをしないでくれ、、





｢嫌です｣

｢人混み苦手なので遠慮させていただきます｣





｢出会ってから半年経ってるのに相変わらず対応が冷たいな｣





｢須貝さんのおかげで少しは温まりましたよ｣

｢須貝さんやたらと熱いので｣





｢一言余計だし 駿貴さん って呼んでくれないし｣





｢私別に可愛げもないので｣





｢俺は可愛いところ知ってるよ？｣





｢えなんですかそれ｣









須貝さんは椅子から立ち上がった


何をするかと思ったら私に迫ってきたのだ









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