. ページ24
.
でも、そう上手くはいかなかった
須貝は私が絶対好きと言っていた奈那ちゃんだったが、何故か須貝はAとよく話している
Aも僕より須貝と話すようになって
しまいには避けられてしまってるんじゃないかってくらいで
奈那ちゃんも僕と同じ状況におかれてしまったらしい
「駿貴、最近話全然聞いてくれないんだけど」
「あの女どうにかしてほしい」
「あの女とか言わないでくれる?」
「Aちゃんだよ!福良くんも手伝ってよ」
「手伝っても何も、もう両想いなのかもしれないし」
「そんなはずはない!駿貴は私が絶対好き!」
そんな複雑な気持ちになっている最中、僕は見てしまったんだ
とある日の放課後、たまたま教室の前を通りかかろうとした
だが、教室から誰かの声が聞こえた
誰かと思い、バレないようにそーっと見ると
須貝が、Aを抱きしめていた
ああ、そうか
あの2人は両想いだったのか
あんなに近い距離で見てきて、ずっとずっとずーっと好きだったのに
拗らせすぎて何もかも遅すぎたんだ
この時、僕の初恋は儚く散った __________
.
まだ続きますが、もう少し時間がかかりそうです
247人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「短編集」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
いろ(プロフ) - 続き!!!ありがとうございます!凄い楽しみにしてたので嬉しいです…!!! (2020年4月17日 11時) (レス) id: 5fbef9d1c0 (このIDを非表示/違反報告)
ay(プロフ) - まめさん» まめさんありがとうございます。完全に自己満のお話ですが、そう言ってもらえてとても嬉しく思います。君がいるだけで幸せだ はもう少し続きますのでお楽しみに。 (2020年4月4日 11時) (レス) id: bb41346c1e (このIDを非表示/違反報告)
まめ(プロフ) - いつも楽しみながら見させてもらっています!どのお話もすごく素敵なのですが、特に『叶わなくたって幸せだ』シリーズが大好きです!これからも頑張ってください。 (2020年4月4日 9時) (レス) id: 27f3e6d9c2 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ay | 作成日時:2020年3月21日 12時