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お昼休み、私は同僚であり親友の玲香とお昼を食べようと社食に向かっていた
｢実はさ、裕貴と別れたんだよね｣
玲｢え！別れられたの？！ついに？？どうやって？？｣
｢同居人が助けてくれたの｣
玲｢いや、え？同居人なんかいたっけ？｣
｢玲香には言ってなかったんだけど、最近なんかうちに転がりこんできたんだよね、はは｣
今日の日替わり定食を確認しアジフライだったのでそれを選ぶ
玲香は決まって美食御膳っていう日替わり定食より200円高いものを食べる意識高い系女子
見た目はふわふわのパーマにセミロングで可愛いのにサバサバしてるところが私と合っている
2人とも席に座り、興味津々で玲香は私を見る
玲｢何それ転がりこむって！友達？｣
｢いや、あっちは前に会ったことあるって言ってたけど私覚えてないんだよね、｣
玲｢そんな人と一緒に住んでんの？？
よく家にあげたね〜｣
｢裕貴と別れさせてあげるって交換条件で、家なくしたって言うし泊めてあげてんの｣
玲｢それで有言実行したんだその人
てかカリスマ弁護士を打ち負かすってどんな人なの？｣
｢ん〜フワッて笑ってほにゃってしてて何考えてるのか読めない不思議な人｣
玲｢そんなよく分かんない人本当に一緒に住んでて大丈夫なの？！｣
｢智くんは危ない人じゃないよー、たぶん｣
玲｢ちょっと待って、同居人て男！？｣
その声が響き渡り周りの人がこちらに振り返る
｢はは、ごめんなさいー｣って笑って誤魔化す玲香に｢いきなり大きい声出さないでよ｣と迷惑そうに言いアジフライを1口食べる
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作者名：夢叶 | 作成日時：2019年8月25日 22時
