#期末テスト ページ45
武田 「来月になったら期末テストあるの、わかるよね？」
「わかるよね？
わかってると思うけど、赤点取ったら…」
「「うわあ！」」
澤村 「おい！お前ら！どこにも逃げられないぞ！
縁下！捕まえろ！」
大変だなぁ
単細胞1年と、ハイテンション組の2年生2人
赤点常連って感じか…
あ、私？
私は余裕。えへへ、こう見えても意外と頭良いんです
なんてたって、お兄ちゃん、澤村大地だからね
頭良いからね、うん。私は一応進学クラスだしね！？
日向 「赤、赤点って何点からですか、？」
菅原 「そっから！？」
山口 「影山が息してません！」
菅原 「日向、そこまで思い詰めなくても多分大丈夫だよ。」
日向 「俺…小テスト2桁以上の点数取ったことほとんどないですけど…
大丈夫ですか？」
「『え？』」
澤村 「狼狽えるな！！
このバカ四人抜きで烏野のMAXが発揮出来るか！
いや！できない！」
この日の帰り道
私は、お兄ちゃんとスガさんと一緒に帰っていた
そして、その後ろからものすごい大きな声聞こえてきたんだけど
その直後
ものすごい足音がきこえてきた
しかも私に向かって走ってきてた
日向 「頼む！A！勉強教えてくれ！」
影山 「教えてください…ゴラァ」
『えっ、嫌だよ。』
日向・影山 「えっ？」
『えっ？』
『だって、スガさんと一緒に勉強したいもん。』
日向 「そ、そこを何とか！」
『○○パンのパン、2週間分。』
影山 「は？」
『それなら、別にいつでも教えてあげる。
部活前でも後でも、休み時間でも。
月島よりはまあ…長く教えてあげるわよ。』
日向 「よし、わかった！！頼む！」
『はーい！じゃぁ、そういうことで。
また明日ね！今日出された課題やってこなかったら、容赦しないから♡』
日向 「(怒らせると大地さんより怖いってこういうことか……)」
菅原 「A本当はタダでも良かったんだろ。」
『あはは、バレました？
どこまで本気なのかな〜？って！
でも大丈夫です！絶対に赤点回避させてみせます…!!』
澤村 「それでお前が赤点取るなよ〜」
『お兄ちゃん、私のテストで今まで9割より下を見た事はありますか？』
澤村 「……ありません。」
『でしょ？だから大丈夫だべ！今回の範囲そこまで難しくないし…』
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