澤村サン家の菅原クン【ハイキュー】 (ページ41)

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#電話ページ41

『もしもし…スガさん？』

「おう。お疲れ様。」

『それはスガさん達ですよ。

私………途中で苦しくなっちゃって、』

「ふふ、気がついてたよ。

けど、きっとAなら大丈夫って思って何も言わなかった。

ちゃーんと最後は戻ってきてくれたしね。」

『スガさんは…』

「？うん。」

『悔しくないんですか？』

「そりゃ……悔しいよ。悔しくないわけないだろっ……！」

『泣いて、いいんです。もっと

声上げて、泣いていいんですよ。

私は……ううん、私も負けた時の悔しさを知ってます。

よく知ってます。

負けた時の悔しさも、プレーできなくなった悔しさも。

でもまだ、スガさんは諦めなければまだ全国に行ける可能性がありますもん。

プレーできる。なら………諦めずに春高頑張りましょう。』

「ほんっと………泣かせにきてるっ……

くやしいよっ……もっと、強くなりてぇなぁ…」

『スガさんならなれます。

絶対大丈夫です。』

こんなふうにスガさんと電話してたら、なんだが眠くなってきちゃった…

どうしよう、このままじゃ寝落ち通話状態になる…

いや起きていたい、けど……

眠っちゃいそう。

ダメ、眠い。

うぅ……

次の日の朝

スガさん寝落ちしたでしょ??笑
明日また、学校でね。いつもサポートありがとな!大好きだよ。

というLINEが届いてた。

はっずかしい。

無理しんどい…

けどこの日は、クラスでもバレー部の2人は上の空

隣の教室を覗いて見ても、影山は爆睡

その奥の日向は、たそがれてるし

やっぱりみんな、落ち着かないようだった。

『月島！』

月島「…なに。」

『私、決勝見に行ってくる。

ばいばい！』

月島「は、はぁ！？」

行こう。

皆のために！！

白鳥沢の戦い方を

近くで見るんだ。

私に今できることは、その位しかない。