#ジャージ ページ5
澤村「清水、確かもうあれ届いてたよな?」
「「『あれ?』」」
清水「うん、持ってくるね。」
そう言って潔子さんが取りに行って、持ってきてくださったのは…
日向「わぁ!ジャージ!これ俺らのですか!?」
『ふふ……お揃いだ…』
影山「澤村」
『「どうした?/どうかしましたか?」』
影山「えっ?いや、あの……Aの方、なんスけど…」
澤村「あっ、悪ぃな。」
影山「いや、大丈夫っス。なんスけど…」
日向「大地さんとAって苗字同じなんですね!」
『あはは…』
澤村「まあ、妹だからな。こいつ。」
『なっ!こいつなんて言わないでよ…もう…』
影山の些細な一言により、私とお兄ちゃんが兄妹であることがバレた。
それも、部活が始まって1ヶ月もしないうちに。
で、でも
まだスガさんと付き合ってることは…
バレてないし、大丈夫。だよね。うん。大丈夫!
影山「あ、そうだ。で、澤村。」
『あ、あのさ。お兄ちゃんもいて、紛らわしいからAって呼んでいいよ?
あっ……嫌だったらその……別に……』
「「「(可愛い……)」」」
田中「大地さん!こんな可愛い妹いたとか俺聞いてないっすよ!」
澤村「そりゃ言ってねぇからなぁ〜。ま、いいべ!今知れたんだし。」
『へへへ、田中先輩、これからよろしくお願いしますね?』
田中「………」
菅原「ちょ、田中が息してない!!」
これはまた、烏野高校排球部にとてつもない天使が舞い降りたようです。
そんな様子をみて、嫉妬している人がいるだなんてAはまだ気がついてないようだけど。
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