#鉄壁 ページ37
滝ノ上 「だって珍しくお客が来てて……」
『た、滝ノ上さんっ!?
それに!嶋田さんも!』
嶋田 「おお、Aちゃんか!
そっか、マネージャーだもんな。」
『1人で寂しかったのでよかったです〜』
道宮 「すごい!あの10番!なにあれ?」
滝ノ上 「ふふーん」
嶋田 「お前がドヤ顔すんなよ……」
『この試合どうなりますかね…』
日向たちのサイン、気づかないといいけど。
もってこい…と、くれ の使い分け。
バレたら、絶対に捕まえられる。
『旭さんいっけー!!!!』
それからお互いの攻防は続き
烏野が1セット先取。
2セット目はどうなるかなぁ
同じような試合は出来ないだろう。
だって、伊達工の7番が日向達の速攻に対応してきてるんだもん。
怖いねえ……
『大丈夫かな…』
嶋田 「し、心配はいらないよ。大丈夫…」
今は10-12
烏野がリードしてる。
だけど、3セット目に突入なんてされてしまったら……
変人速攻の効果はもう切れてしまうだろう。
そんなの、絶対嫌だ。
見ていて苛立ってしまう……
結局、どちらも20点台に乗ってしまった。
けど、まだ!まだこっちのリード。
あと一点でマッチポイントなんだ。
頑張ってくれ。
嶋田 「吸い込みか…」
『びびった…嫌だなぁ、私スパイカーじゃないからわかんないけど……
セッターからしたらこっちもかなりのストレス…』
『足!?西谷先輩ナイスフォロー!』
「いけ!!」
「旭ぶち壊せ!」
『行っけー!!旭さん!!』
「やったー!!」
『よっしゃ!』
東峰 「うぉっしゃー!!!」
烏野のストレート勝ちだ。
良く粘ってくれたなぁ…
マネージャーとしては嬉しい限りだ。
てか、あとで西谷先輩褒めないと!
あれがなきゃ、最後の旭さんのスパイクはなかっただろう。
『次当たるのは………
青葉城西か。
ぶちのめす…及川さんのこと叩き潰して貰うもんっ!』
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