兄に妬みを。父には承認欲求を。３【僕のヒーローアカデミア】 (ページ5)

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あれから４日が経った

コスチューム改良では、首・足首・手首に超小型超高性能のヒーター設置。首は元々あったモノを改造したらしい

そして補助として軽い素材で造られた二つの扇形の武器。軽い素材だがとても頑丈で、滅多に潰れる事はなしらしい。因みに色は黒

必殺技の方は残りの三つの名前が決まった

雲から冷気を撒き散らすヤツを【凍て曇り】、でっかい氷柱を落とすヤツは【直瀑】、猛吹雪を吹かせるヤツは【白魔乱舞】、そして氷巫女像が【寒烈の白姫】

４つも出来たんだ、中々じゃないか？

それからもずっと必殺技の精度を上げていた時だった

ブ「そこまでだＡ組！！！」

『…うるさ』

ブ「今日は午後から我々がTDLを使わせてもらう予定だ！」

Ｂ組がやって来た

ブ「イレイザー、さっさと退くがいい」

相「まだ１０分ある。時間の使い方がなってないな」

物「ねぇ知ってる！？仮免試験て半数が落ちるんだって！Ａ組全員落ちてよ！！」

めっちゃストレートに感情ぶつけてくるな

上「つか物間のコスチュームあれなの？」

拳「”コピーだから変に奇をてらう必要はないのさ”って言ってた」

黒「しかし…もっともだ。同じ試験である以上俺達は蠱毒…潰し合う運命(さだめ)にある」

相「だから、Ａ組とＢ組は別会場で申し込みしてあるぞ」

そういう相澤に物間は動きをピタリと止めた

まぁ、普通に考えれば別会場だろうな

ブ「ヒーロー資格試験は毎年６月・９月に全国三箇所で一律に行われる。同校生徒での潰し合いを避ける為どの学校でも時期や場所を分けて受験させるのがセオリーになってる」

物「ホッ、直接手を下せないのが残念だ！！」

切「ホッつったな」

上「病名のある精神状態なんじゃないかな」

確かに今物間はホッと言った

ここまでくればもう面白い

瀬「”どの学校でも”………そうだよな、フツーにスルーしてたけど、他校と合格を奪い合うんだ」

しかも私達は通常の習得過程を前倒ししてるし

相「１年の時点で仮免を取るのは全国でも少数派だ。つまり、君達より訓練期間の長い者、未知の個性を持ち洗練してきた者が集うワケだ。試験内容は不明だが明確な逆境であることは間違いない。意識しすぎるのも良くないが忘れないようにな」

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白魔乱舞に関してはマジでオリジナル

技名絞り出してコレ…ネーミングセンスぅ…

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