兄に妬みを。父には承認欲求を。３【僕のヒーローアカデミア】 (ページ36)

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相「そうだ轟妹。放課後ちょっと職員室来い」

突然のソレに、冷猫はなんだ？と首を傾げる

そして放課後、言われた通り職員室に向かった

『１年Ａ組の轟冷猫です。相澤先生に呼ばれたのですが…』

相「入ってこい」

先生の机まで行くと、とあるパンフレットを渡された

相「”ミスコン”。興味ないか」

思わず「え”、」と女子らしからぬ声を漏らしてしまう

するとすぐ隣から聞こえてきたミッドナイト先生の笑い声

ミ「あなた顔超可愛いし折角だからで出ちゃいなさいよ！グランプリに選ばれれば好きなモノを何でも貰えるのよ！」

恐らくミッドナイトが相澤に冷猫をミスコンに出すよう進めたのだろう

そして冷猫は、”好きなモノを何でも貰える”という言葉に酷く食いついた

『……出ます』

相「分かった。じゃあ詳しい事はまた後日説明する」

冷猫はパンフレットを抱えて職員室を後にした

パンフレットには歴代ミスコン女王の顔と名前、学年と学科まで記載されている

全員、めっちゃ美人

色々な系統の人がいて、The・王道アイドル顔や、エキゾチックな雰囲気の顔の人もいる

教室に戻れば、残っていた人達が何だったの？と聞いてくる

『ミスコン、出ないかって』

芦「ミスコン！！？」

芦戸が目玉が飛び出そうな勢いで目をかっ開く

麗「それで！？ミスコン出るの！？」

『うん。グランプリ取ったら欲しいの何でも貰えるし』

冷猫はパンフレットを見せながらそう答える

過去には海外旅行券を貰った人もいるらしい

葉「うわぁ、めっちゃ美人だこの人！」

耳「あ、その人知ってる。今歌手やってる」

峰「轟妹ィ…そのパンフレットオイラにくれよォ…！」

峰田は一人ハスハスしながらワキワキしている

爆「お前、ミスコン出るんか」

話を聞いていた爆豪が冷猫の側へ寄ってそう聞いた

『うん。爆豪、見に来てくれるよね？』

冷猫は爆豪の顔を見つめながらそう聞く

爆「…おう、」

爆豪は少し照れた

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見返したらミスコンのところにかっちゃんいてちょっとびっくりした…

興味あったのかな？まぁ多分上鳴辺りに切島ごと無理矢理連れて行かれたんやろうなー

真っ黒のドレスを着せたい

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