兄に妬みを。父には承認欲求を。３【僕のヒーローアカデミア】 (ページ34)

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上「おーいかっちゃん何をフテクされてんだ！心配だったから広間いんだろ？！なァ！？素直になれよ！」

爆「寝る」

上「えー早くね！？老人かよ！！」

尾「一言くらいかけたら？」

爆「てめーらと違って暇じゃねぇんだよ！」

爆豪は男子棟へと姿を消した

轟「緑谷、麗日、切島、蛙吹。わりィが俺も」

上「えー早くね！？老人かよ！！」

明日は朝早くから仮免補講がらしい

しかもなぜか集合時間がいつもより早め

その後は少しお話をして、インターン組は疲れているだろうと言うことで少し早めの就寝となった

翌日は、補修組がいない朝となった

二人が帰ってきたのは日が暮れた頃で、なんか酷く疲れ切った様子だった

話を聞くと、保育士になっていたらしい

二人で話していると、轟が申し訳無さそうに寄ってきた

轟「冷猫、ちょっと良いか」

冷猫じゃ轟をじっと見つめる。そして、暫く間を空けて爆豪の元から離れた

『何、』

二人は寮を出てすぐ側にあるベンチに腰掛ける

寮の中からは皆が窓からバレないように覗いている

轟「…今日、親父が講習に来ていた。それで、親父が”冷猫に伝えてくれ”って＿＿＿」

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エ「焦凍、お前は自慢の息子だ」

エンデヴァーは轟の目をしっかりと見つめそう言う

エ「ならば俺も、お前が胸を張れるようなヒーローになろう。父はNo.1ヒーロー…最も偉大な男であると。…冷猫にも、そう伝えてくれないか。俺はあの子に、酷い事をしていた。決して許されない事だ」

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冷猫は目を大きく見開いた

『……っそれだけ？』

轟「…ああ、」

冷猫は立ち上がる

『………わざわざありがと』

そしてそう言い残し、寮へと入っていった

涙目になっている冷猫を見て、爆豪は冷猫の元へと歩いた

爆「…聞いたンか」

『…うん、直接言えば良いのに…っ、』

そう言いながらも口角が上がる

やっと、パパの視界に私が入った

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エンデパパが冷猫にああいう扱いをした理由はちゃんとあります

理由はいつか後ほど本編と交えて…？とにかくこれから……

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