兄に妬みを。父には承認欲求を。３【僕のヒーローアカデミア】 (ページ4)

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まず最初にすることはコスチューム改良

体温調節が可能になる装置だとか、色々付け加えたい

そこでパワーローダーに話をしてみると、翌日には完成すると言うことだったので取り敢えずコスチュームの件はこれで終わり

必殺技は名前が完全に決まっているのが【寒烈の白姫】で、名前は決まってないけどある程度出来ているのが二つ

どちらも体育祭で使っていたやつだ

冷気を撒き散らせたら良いな、と思い再び工房へ突撃をしてまた体育館に戻る

私の個性は”氷操”。簡単に言えば氷を操る事が出来る

ふと思う。氷を操れるなら、氷の上に乗って空中を移動出来るのでは、と

地上だけじゃなく空中にも留まる事が出来たら攻撃範囲が格段に上がる

思い立ったら即行動。冷猫は人一人乗れるぐらいの大きさの氷を生成し、フワフワと浮かばせる。ここまでは死ぬほど簡単

次に実際にその氷に乗ってみる。慎重に氷を浮かばせ、ゆっくり移動させる

『……おぉ、』

意外と簡単だった。コレなら１日練習すれば飛べるようになるかもしれない

だけど滑りそうだから、靴裏を色々弄る必要がある

そしてまた工房へ。３度目なので驚かれたが、快く受け入れてくれて少し安心した

靴の改良が終わり体育館に戻って少し休憩していると、同じく休憩に来たのか爆豪がアイマスクをずらしながらやって来た

『爆豪どう？』

爆「俺ァもう少しで必殺技出来んぞ」

流石爆豪だ。だって体育祭の時から技名付けてたし

爆「…お前は」

『私、は……爆豪と同じでもう前々から出来てるからソレの名前付けてもっと改良するのと…後は…氷の上に乗って空飛べるようにする』

爆「それ、絶対ェ滑って落ちンだろ」

『だからさっきサポート科に行って靴弄ってもらった』

何か、普通の靴裏がガラス繊維や竹の繊維が練り込まれているゴムになった。氷に繊維が刺さって滑りにくくなるらしい

爆「あぁ、アレか」

『知ってるの？』

爆「登山用の靴見てる時見つけた」

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