兄に妬みを。父には承認欲求を。３【僕のヒーローアカデミア】 (ページ23)

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翌日、朝共同スペースに降りるとボロッボロの爆豪と緑谷が掃除をしていた

どうやら真夜中に寮を抜け出して二人で喧嘩していたらしい。だから夜中ちょっと爆発音とかしてたのか

この日は始業式だけで特に何もなく学校も終わり、いつも通り夜を向かえた

轟「……冷猫、」

ソファに座っていた冷猫に轟が声を掛けた

『………この前の事忘れた？話しかけないでって言っ＿＿』

轟「この前は言い過ぎた。カッとなって、言って良い事と悪い事の区別がつかなくて、言ったら駄目だと分かっていたのにお前にああ言った。…ごめん」

冷猫は何の感情も込められていない目で轟を見つめる

うんともすんとも言わない冷猫に、轟は今の内にもう思っている事全部言ってやろうと口を開いた

轟「ずっとお前が分からなかった。何で親父にあれ程執着するのか、幾ら考えても全く分からなかった。俺は親父が＿＿＿」

『それ以上は、ここで話したらまずいんじゃないの』

冷猫が静かにそう言う。どちらかの部屋で話そうと言う事だろう

轟「……あ、悪ィ。…じゃあ、俺の部屋で、話すか？」

『…それで良いけど』

二人が微妙な間隔を空けながらエレベーターに乗り込むのを、クラスメイトは神妙な様子で見送った

冷猫は部屋に入って驚いた。本当に和室に改造したんだ

轟「どっか適当に座れ」

マジの畳だ、と思いながら冷猫は適当に座る

そしてそれに少し向かい合うように轟が座った

轟「…それで話の続きだが、俺は親父を良く思ってないから、幾ら考えてもお前があれ程親父に執着する理由が分からなかった。お前の言う通り、確かに俺はアイツを右側だけで越える為に毎日訓練をしていた

羨ましかった。俺は個性が発現した時からずっと、姉さん達とは過ごせなかったから。俺が親父に腕を引っ張られている時、お前らが中庭で遊んでいるの見てずっと羨ましいと思ってた

中学に入って親父が忙しくなって自由な時間が増えたから、今まで話せなかった分お前と沢山話そうと思ってた

だけどその時既にお前は俺の事を嫌っていて、お前の目には親父しか写ってなかった。だから俺は、お前に必要以上に話しかけはしなかったし、必要以上に関わろうとしなかった」

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難しい…！！！！おかしいトコや矛盾点ありまくりかも知れないけど大目に見て！！！マジでむずい！！！！

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