兄に妬みを。父には承認欲求を。３【僕のヒーローアカデミア】 (ページ22)

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目「えー全員ご確認いただけたでしょうか？続いてプリントをお配りします。採点内容が詳しく記載されてますのでしっかり目を通しておいて下さい」

公安の人によってプリントが配られていく

目「ボーダーラインは５０点、減点方式で採点しております。どの行動が何点引かれたか等下記にズラーッと並んでおります」

冷猫の点数は８０点

全体的にはかなり良い評価なのだが、唯一指摘するところがあるとすれば負傷者への淡々としすぎた対応らしい

アレ以上寄り添えって、何に寄り添うの？

冷猫はそんな疑問を抱えながらそのプリントを見つめた

目「合格した皆さんはこれから緊急時に限りヒーローと同等の権利を行使できる立場となります。すなわち敵との戦闘、事件、事故からの救助など…ヒーローの指示が無くとも君たちの判断で動けるようになります

しかしそれは君たちの行動一つ一つにより大きな社会的責任が生じるという事でもあります

皆さんご存知の通りオールマイトという偉大な(グレイトフル)ヒーローが力尽きました。彼の存在は犯罪の抑制になる程大きなものでした

心のブレーキが消え去り、増長する者はこれから必ず現れる。均衡が崩れ、世の中が大きく変化していく中、いずれ皆さん若者が社会の中心となっていきいます。次は皆さんがヒーローとして、規範となり抑制できるような存在とならねばなりません

今回はあくまで仮のヒーロー活動認可資格免許。半人前程度に考え、各々の学舎でさらなる精進に励んでいただきたい！そして…えー、不合格となってしまった方々」

その言葉に爆豪と轟が反応する

目「点数が足りなかったからとしょげてる暇はありません。君たちにもまだチャンスは残っています」

何とも、三ヶ月の特別講習を受講の後個別テストで結果を出せば、仮免許が発行されるらしい

目「学業との並行でかなり忙しくなるとは思います。次回４月の試験で再挑戦しても構いませんが……」

爆「当然！！」

夜「お願いします！！」

緑「やったね轟くん！」

峰「やめとけよな？取らんでいいよ楽にいこ？ひえらるきい…」

轟「すぐ……追いつく」

ばっかみたい。どいつもコイツも

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