兄に妬みを。父には承認欲求を。３【僕のヒーローアカデミア】 (ページ20)

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夜「関係あるんだなこれが！ヒーローってのは俺にとって熱さだ！熱い心が人に希望とか感動を与える！！伝える！！だからショックだった！」

＿＿＿エ「邪魔だ。俺の邪魔をするな」

その目からは、只々冷たい怒りしか伝わって来なかったんだから

夜「そして入試の時あんたを見て、すぐに誰か分かった」

なにせあんたは全く同じ目をしていた

轟「同じだと…ふざけんなよ…！俺はあいつじゃねぇ…」

轟の中に怒りが蓄積されていく

夜「俺はあんたら親子のヒーローだけはどーにも認めらんないんスよォー！！以上！！」

轟がそれを無視して炎で敵に対抗しようとすると、運悪く同時に夜嵐も風を使ってしまう

そのせいで炎が真堂の方へ舞い、あともう少しで炎に呑まれてしまうという時だった

緑「何をしてんだよ！！」

間一髪で緑谷が真堂の身体を引っ張った

その瞬間轟は、入試日のことを思い出す

あの時は”エンデヴァーを否定する”ということしか頭になかったから、周りを何も見れていなかった

ギ「取り敢えず、邪魔な風だ」

ギャングオルカが夜嵐に攻撃をした

避けきれなかった夜嵐は、モロに攻撃を食らい地面に落下していく

轟「おい…」

ギ「自業自得だ」

立て続けに轟も食らい、動けなくなる

一気に自由になった敵達が救護所へ一気に向かっていく

冷猫がそこを引き留めようとした時、地面が粉々に割れた

真「どいてろ！騙し討ち狙ってたんだよね！！それをあの1年2人がよォー！！」

冷や汗を流した真堂が、地面にうつ伏せながら個性を使っていた

やっぱり、裏があった

救助はもうすぐで終わるようで、冷猫達は加勢に向かった

ふと見るとさっきまで相性のめちゃくちゃ悪かった二人の個性で、敵達を覆っている

そして緑谷がギャングオルカの腕に蹴りを入れた時だった

〈えー只今を持ちまして配置された全てのHUCが危険区域より救助されました。誠に勝手ではございますがこれにて仮免試験全工程終了となります！！！〉

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