兄に妬みを。父には承認欲求を。３【僕のヒーローアカデミア】 (ページ16)

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肉「雄英高校…私は尊敬している。御校と伍する事に誇りすら感じていたのだ

それを1年A組(諸君ら)は貶めてばかり…」

男の指がグズグズになって分裂した

上「さっきのまた来るぞ！！キモいやつ！！」

爆「うるせぇ。責務？矜持ィ？ペラペラペラペラと…口だけじゃなくって行動で示してくださいヨ、先パイ！！」

肉「特に貴様だよ！！爆豪！！」

爆豪は新技を乱れ撃ちした

爆「名付けて、徹甲弾機関銃(A・Pショット・オートカノン)！！」

上「つーかお前方々から同じような理由で嫌われてんな…」

肉塊は肉倉の元へ戻っていく

『キモ、』

肉「私が手折り気付かせよう。帰属する場に相応しい挙止、それが品位であると」

上「何なんだこの人は！！」

『ただの馬鹿』

爆「うるせェヤツだ！！ブッ殺す！！」

爆豪は一直線に向かう

上「だー！待て試験だぞ！忘れんな！！…もぉ、こんな戦闘、不毛すぎだろ…！早いとこ切り上げっっぞ！！」

恐らくあの肉に触れられては駄目だ

冷猫はこの道路ごとアイツを氷漬けにしようとしたが、それじゃあ切島まで巻き添えを食らってしまう

肉「飛び道具か…目障りだ、先に丸めてやろうか」

爆「俺を無視すんなよ！！」

爆豪が爆破を食らわせる

肉「してないが？」

爆「あアん！？」

しかし、その背中にはヤツの肉がこべり付いていた

『うわっキモイ！！』

その隙に冷猫の足にも肉が付着

上「爆豪！！冷猫！！」

爆「ッソ…！！オイアホ！！コレ！！」

爆豪が自身の腰に付いていた丸い球体を投げる

そして二人の身体はあっという間に肉塊と化した

爆豪は肉塊になっても相変わらずトゲトゲしいし、冷猫の肉塊からは何か冷気が漂っている

肉「情けなし。出直してくるが良い」

上「ウッソォ…」

一人残された上鳴は半泣きになった

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