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夜。冷猫は屋上にある休憩所で電話をしていた
相手は冬美で、林間合宿がどうだとか主にそんな話。時間も遅いしホントに数分だけだが、それでも良かった
冬〈じゃあ切るね！合宿頑張って！帰ってきたらお夕飯奮発しちゃうから！〉
『うん、楽しみにしてる。頑張るね』
電話を切り、何となく空を眺める
ここは山奥だから星がよく見える。まぁ星なんて全く興味ないけど
どちらかと言えば海の方が好き。燈矢兄の目と同じ色だから
誰よりも綺麗な色で、まるでパライバトルマリンがそのまま埋め込まれたような瞳
前に一度、必死に覚えたその宝石の名前を燈矢兄に言った事がある
＿＿＿＿
＿＿
『燈矢兄の目、パライバトルマリン、みたい』
燈「え？パライ…え？」
５つにも満たない小さな子の口から放たれた言葉に燈矢は酷く驚く
燈「もう一回言ってくれないか？」
『えっと、パライバトル、マリン！』
やっと聞き取れた燈矢はソレが何かを聞いた
『宝石のお名前。燈矢兄の、目と似てるって思って、頑張って覚えた』
燈「そっかぁ〜！兄ちゃんすげェ嬉しいよ〜！！」
『嬉しい？やった！』
冷猫は燈矢が喜んでくれた事に、年相応の笑顔を見せる
燈「俺の目がパライバトルマリンなら、冷猫の目は…そうだなぁ、ブラックダイヤモンドか、黒曜石だな！」
＿＿
＿＿＿＿
私の目は家族の誰よりも黒かった。お母さんはグレーに近い色で、冬姉も夏兄もアイツもそうだった
黒は地味だから凄い嫌で、燈矢兄みたいな綺麗な蒼い目が良かったと何度も思っていた
だけどその日からは、ほんの少し黒い目を気に入っていた気もする
爆「てめェこんなトコで何してる」
『…お、』
後ろから声が聞こえたと思って振り向くと、ペットボトルを持った爆豪がいた
多分喉が乾いたのだろう
『冬姉と電話してた』
爆「そーかよ」
爆豪は冷猫の少し隣に立って、柵に腕を掛けた
『戻らないの』
爆「今アイツらクソうるせェんだわ」
爆豪によると恋バナをしているらしい。やっぱり女子も男子も変わらないんだ
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ふらんそわ。(プロフ) - 寧さん» 多分混じっちゃってる！！ちょっと文を打つのが面倒くさくて過去作からコピペしてる部分とかあるから……恥ずかしい……ご指摘ありがとうございます！！これからは気をつけます！！ (1月8日 23時) (
レス) id: 06d8ce6f9b (このIDを非表示/違反報告)
寧(プロフ) - めちゃくちゃ面白くて更新すごく楽しみにしてます！冷猫ちゃんの名前が他の子と混ざっていませんか？余計なお世話でしたらごめんなさい！ (1月8日 21時) (レス) @page40 id: bf9e90d8ed (このIDを非表示/違反報告)
ふらんそわ。(プロフ) - ありまさん» ありがとうございます！頑張ります！！ (1月8日 15時) (レス) id: 06d8ce6f9b (このIDを非表示/違反報告)
ありま - ﾜｧｧｧｧｧ！！荼毘との絡みがもう好きです！最高すぎありがとうございます、更新無理しない程度に頑張ってください (1月8日 2時) (レス) @page30 id: 99eb8aca2d (このIDを非表示/違反報告)
ふらんそわ。(プロフ) - 04さん» そうです！だからちょっとアニメ勢の人は気をつけて…！！書いとかなあかんなコレ (1月8日 0時) (レス) id: 06d8ce6f9b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ふらんそわ。 | 作成日時：2024年1月6日 1時
