英雄に非ずんば。【僕のヒーローアカデミア】 (ページ48)

今日:23 hit、昨日:33 hit、合計:48,540 hit

47 ページ48

.

グ「何故お前がここに！！！」

緑「グラントリノ！！」

グ「座ってろっつったろ！！」

緑「グラントリノ！！」

グラントリノが急にスピードを上げたと思いきや、緑谷の顔面を蹴った

轟「西凰…！？なんでここに…」

『エンデヴァーに言われて来たらコレよ』

グ「まァ…よぅ分からんが取り敢えず無事なら良かった」

「エンデヴァーさんから応援要請承ったんだが…」

「子供！？」

「酷い怪我だ…救急車呼べ！！」

「おいこいつ…ヒーロー殺し！？」

轟「アイツ…エンデヴァーがいないのはまだ向こうは交戦中ということですか？」

緑「あぁそうだ脳無の兄弟が…！」

「ああ！あの敵に有効でないやつらがこっちの応援に来たんだ」

飯田が頭を下げた

飯「三人とも…僕のせいで傷を負わせた…本当にすまなかった…何も…見えなく…なってしまっていた…！！」

地面にハタハタと涙が落ちる

緑「……僕もごめんね、君があそこまで思い詰めてたのに全然見えてなかったんだ。友達なのに…」

轟「しっかしてくれよ、委員長だろ」

飯「……うんっ…！」

『何があったか知らないけど、緑谷足怪我してンなら乗れば』

杏咒は横を指差す

緑「え！でも悪いよそんな…」

『あんた一人増えようがどうって事ないから』

緑「あ…じゃあ…お言葉に甘えて…」

よいしょ、と箒に腰掛けた時だった

グ「伏せろ！！！」

緑「え？」

突然グラントリノが叫んだ

「敵！！エンデヴァーさんは何を…」

羽の生えた脳無は足で緑谷を掴まえて空を飛んだ

飯「緑谷くん！！！」

緑「えっ…！？ちょっ…！」

あの脳無の血がポタポタと地面を汚していく

おそらくやられて逃げてきたもの

杏咒は咄嗟に箒を飛ばし、その敵を追いかける

緑「わああああ！！！」

しかしあまりにもスピードが速すぎてまずい、と思った時だった

急に脳無が地面に落下した

.