英雄に非ずんば。【僕のヒーローアカデミア】 (ページ47)

今日:20 hit、昨日:31 hit、合計:48,504 hit

46 ページ47

.

職場体験当日

相「コスチューム持ったな。本来なら公共の場じゃ着用厳禁の身だ、落としたりするなよ」

芦「はーい！！」

相「伸ばすな”はい”だ芦戸。くれぐれも失礼の無いように。じゃあ行け」

皆がバラけていく

一応安全確保の為に、同じ事務所に向かう同士は固まって行動しろとの事で隣には轟がいる

一言も話した事はないけど、別に気まずいとかはない。てゆーかどうでもいい

エンデヴァー事務所は東京にあるため、電車で向かう

丁度通勤ラッシュの時間帯を過ぎたのか人は殆どおらず、難なく席に座ることも出来た

特に会話を交わす事もなく事務所へ到着

何か事務所内はちょっと暑かった

それから数日、保須市を中心にパトロールをしていた

それは今日も同じで、エンデヴァー達と一緒にパトロールをしていた時だった

エ「ケータイじゃない俺を見ろ焦凍ォォ！！」

エンデヴァーの叫びを他所に、轟がくるりと方向転換をした

エ「どこ行くんだ焦凍ォ！！」

轟「江向通り４－２－１０の細道。お前ならすぐ解決出来んだろ、友達がピンチかもしれねぇ」

轟はそう言い残し、一人スタスタと何処かへ走り去ってしまった

杏咒は着いていくわけがなく、エンデヴァーの側に居続けた

それから暫くして、大きな爆発音と共に人々の悲鳴が聞こえた

音のした方を見ると、あの時にいた脳みその化物が数体居て、車を投げたり建物を壊したりして暴れまわっていた

エ「アン！お前は避難誘導をしろ！！」

エンデヴァーはそう言い残し騒ぎの中心へ飛んでいった

杏咒は指示された通り、一般市民の避難誘導を進めてた

エ「あっちはヒーローが集中していた筈だが……」

グ「少なくとも２〜３分は経ってるぞ、揃いも揃って…ったく！早くコイツの拘束・身柄引き渡しを済ませて加勢に行くぞ」

『エンデヴァー。粗方避難誘導終わったけど、どうするの』

上空から杏咒が聞く

エ「そいつは…ウチのサイドキックに任せろ。アンとご老人は今から言うアドレスへ向かってくれ。加勢はこのエンデヴァー一人で事足りる」

杏咒は言われた場所にグラントリノと向かった

.