英雄に非ずんば。【僕のヒーローアカデミア】 (ページ41)

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目が覚めた時、とっくに決勝試合が終わっていたらしく優勝は爆豪に決定していた

ミ「それでは表彰式に移ります！」

耳「何あれ……」

切「起きてからずっと暴れてたんだと、しっかしまー……」

常「最早悪鬼羅刹…」

切「締まんねー１位だな」

爆「ん”ん”ん”ーーー！！！！」

１位の表彰台で拘束されながらも暴れている爆豪

１位は爆豪、２位は轟、三位は飯田と杏咒

しかし飯田は家の事情で急遽帰宅した為、３位の表彰台には杏咒一人

ミ「メダル授与よ！！今年メダルを授与するのはもちろんこの人！」

オ「私がメダルを持って来た！！」

ミ「我らがヒーロー！オールマイトォ！」

被った

オールマイトは悲しそうにプルプルしてミッドナイトは申し訳なさそうに手を合わしている

オールマイトは三位から順にメダルを授与していく

オ「おめでとう。家の事は少しながら聞いてるよ。また何かあれば誰にでも相談しにおいで」

杏咒はそれに答える事無くメダルを受け取った

オ「さて爆豪少年！！っとこりゃあんまりだ…伏線回収、見事だったな！」

オールマイトが爆豪の口枷を外すと、彼はすぐに怒鳴り始めた

爆「オールマイトォ、こんな一番…！なんの価値もねぇんだよ…！！世間が認めても俺が認めてなきゃゴミなんだよ！！！」

目の角度９０°超えてそ

オ「うむ！相対評価に晒され続けるこの世界で不変の絶対評価を持ち続けられる人間はそう多くない！！受け取っとけよ！”傷”として！忘れぬよう！」

爆「いらねぇつってんだろうが！！」

オ「まぁまぁ…セイッ！」

爆「あがっ！！」

オールマイトは爆豪の口にメダルをかけた

オ「さァ！今回は彼らだった！！しかし皆さん！この場の誰にもここに立つ可能性はあった！！ご覧頂いた通りだ！競い！高め合い！更に先へと登っていくその姿！！次代のヒーローは確実にその芽を伸ばしている！！てな感じで最後に一言！！皆さんご唱和下さい！！せーの！！」

オ「お疲れ様でした！！！」

「「「プルスウルトラ！！！」」」

また被った

「そこはプルスウルトラでしょオールマイト！！」

オ「ああいや…疲れたろうなと思って…」

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