英雄に非ずんば。【僕のヒーローアカデミア】 (ページ33)

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麗「勝あアアァつ！！！」

麗日の叫び声と共に大量の瓦礫は流星群の如く降り注ぐ

プ〈流星群ーー！！？〉

相〈気づけよ〉

緑「そんな捨て身の策を…麗日さん！！」

降り注ぐ瓦礫の中、麗日は自身に個性を使い一気に距離を縮める

爆豪は腕を上空に掲げ、最大火力で瓦礫を吹き飛ばした

麗日は発生した爆風により吹き飛ばされる

爆「デクのヤロウとつるんでっからなテメェ…何か企みあるとは思ってたが…」

麗「………一撃って……！」

プ〈会心の爆撃！！麗日の秘策を堂々正面突破！！！〉

パラパラと細かくなった石ころが天井に落下する音が聞こえる

それでも麗日はヨロヨロと立ち上がった

もう無駄なのに。さっきの、自分の最大なんでしょ？しかもそれ、破られてんでしょ？

なんで続けるの？何で諦めないの？何で立ち上がるの？

分からない、分からない。何でか分からない。皆して立ち上がって、普通科の奴も、緑谷も、切島も、Ｂ組の奴も、麗日も、皆みんな諦めようとしない

爆「いいぜこっからが本番だ！！！麗日！！！」

爆豪が彼女の名を叫び、互いに距離を詰めた時だった

麗日が地面に崩れ落ちた

緑「…………キャパ」

ミ「麗日さん…行動不能！！二回戦進出爆豪くん！！！」

二回戦進出は爆豪に決定した

プ〈ああ麗日…ウン、爆豪一回戦とっぱ〉

相〈やるならちゃんとやれよ…〉

爆豪はそのまま踵を返し、ステージを後にした

プ〈さァ気を取り直して一回戦が一通り終わった！！小休憩挟んだら早速次行くぞー！！〉

相〈私情がすげぇな〉

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