英雄に非ずんば。【僕のヒーローアカデミア】 (ページ23)

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話の構成上青山くんには予選落ちしてもらって、芦戸ちゃんには何処かの騎馬に移ってもらいます…

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チーム決めの時間は１５分

杏咒は誰と組もうか考えていた

一番の有力候補は爆破の個性を持つ爆豪

３位で持ちポイントも多く、何より個性の汎用性が高いと見られる

『爆豪、私と組め』

爆「誰だてめェ」

爆豪は誰の事にも興味がないらしい

隣には、もう決まったのか切島が一人いる

『もしアンタが騎馬から飛び出しても、私の個性なら操作できる』

爆豪はピクリとその言葉に反応する

爆「ハッ、面白ェ」

切「よろしくな西凰！！」

そしてその後に瀬呂が合流した

プ〈さぁ起きろイレイザー！１５分のチーム決め兼作戦タイムを経てフィールドに１２組の騎馬が並び立った！！

さァ上げてけ鬨の声！！血で血を洗う雄英の合戦が今！！狼煙を上げる！！〉

『瀬呂。念の為肘から出したテープ切らずに私のどこか貼っつけて。何かあったら浮かすから』

プ〈よォーし組み終わったな！！？準備は良いかなんて聞かねえぞ！！いくぜ！！残虐バトルロイヤルカウントダウン！！〉

狙うは一千万

プ〈スタァァト！！！〉

いっせいに騎馬がソコに向かって駆け出した

緑谷チームの騎馬が空高く飛び上がり、耳郎がジャックで攻撃をするも常闇の黒影によって阻まれる

そしてその隙に杏咒は背後目掛けて箒を飛ばす

緑「っ黒影！！」

黒「アイヨ！！」

しかしそれも弾き飛ばされてしまう

プ〈峰田チーム圧倒的体格差を利用しまるで戦車だぜ！！〉

爆「オイ魔女！！！」

杏咒は爆豪の背中を叩く

爆「調子乗ってんじゃねえぞクソが！！」

すると爆豪はやはり飛び出した

緑「常闇くんっ！！」

しかしそれを常闇の黒影が阻む

爆「何だコイツ…っ！」

プ〈おおおおお！！？騎馬から離れたぞ！？良いのかアレ！！？〉

落下する爆豪を杏咒が操作して、再び騎馬へと乗せる

ミ「テクニカルなのでオッケー！！地面に足ついてたらダメだったけど！」

『次からもうちょい早く言えよ』

杏咒は再び爆豪の背中に触れ、今度はいつ飛び出しても良いように備えた

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