英雄に非ずんば。【僕のヒーローアカデミア】 (ページ3)

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そして翌日、雄英高校へと向かった

念の為に箒もケースに入れて持ってきているが、自分の身長と同じぐらいか少し大きいぐらいなのでかなり目立つ

校舎内はかなり広くて、早めに着いておいて良かったと心底思った

教室に入ればチラホラ人がいて、その目線は手に持っている箒にある

杏咒は気にする素振り無く、指定された席に着いた

それから暫くしてクラスメイトの人数が増えてきた

途中、ヘドロの時の奴が机に足を乗っけてるとかで眼鏡に口うるさく怒られていた

朝からやめてほしい

相「お友達ごっこしたいなら他所行け」

ヌルっと寝袋から出てきたくたびれた男の人

相「ハイ、静かになるまで８秒かかりました。時間は有限、君たちは合理性に欠くね」

相澤に対する第一印象は”面倒くさい人”。こりゃハズレだ

相「担任の相澤消太だ、よろしくね。早速だが、コレ着て外出ろ」

出してきたのは体操服。何故なのか理由を知らないまま、着替えてグラウンドに集まった

「「「個性把握テストォ！？」」」

麗「入学式は！？ガイダンスは！？」

相「ヒーローになるならそんな悠長な行事出る時間ないよ。雄英は”自由”な校風が売り文句。そしてそれは”先生側”もまた然り」

その後相澤は「個性禁止の体力テストは合理的じゃない」と言って爆豪にボールを投げた

相「爆豪。中学の時ソフトボール投げ何ｍだった」

爆「６７ｍ」

相「じゃあ”個性”を使ってやってみろ、円から出さなきゃ何してもいい。じゃ、爆豪から。思いっきりな」

爆「んじゃまぁ…死ねぇ！！！」

「「「(……死ね？)」」」

数秒後、ピピっと機械音が鳴る

そして見せられたのは”705.2ｍ”の文字

相「まず自分の最大限を知る。それがヒーローの素地を形成する合理的手段」

その結果に皆一気に騒ぐ

そして誰かが面白そうと口にすると、それに相澤が反応し、「トータル成績最下位の人間は見込みなしと判断し、除籍処分としよう」と冷たく言い放った

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