英雄に非ずんば。【僕のヒーローアカデミア】 (ページ17)

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放課後

麗「うおおお…何事だあ！！？」

学校が終わり、帰ろうとした頃

教室の前に大量の人が群がっていた

峰「出れねーじゃん！何しに来たんだよ！」

爆「敵情視察だろザコ。敵の襲撃を耐え抜いた連中だもんな、体育祭の前に見ときてぇんだろ。意味ねぇからどけモブ共」

飯「知らない人の事取り敢えずモブって言うのやめなよ！」

どうやって帰ろうかな、と考えていた時

心「どんなもんかと見に来たが、随分と偉そうだなぁ。ヒーロー科に在籍する奴は皆こんななのかい？」

爆「あ”ぁ！？」

人集りからやって来たのは紫色の髪をした男

恐らく普通科

心「こういうの見ちゃうとちょっと幻滅するなぁ。普通科とか他の科ってヒーロー科落ちたから入ったて奴、結構いるんだ。知ってた？体育祭のリザルトによっちゃヒーロー科編入も検討してくれるんだって。その逆もまた然りらしいよ…」

その言葉に緑谷はビクッと反応した

心「敵情視察？少なくとも俺は、調子乗ってっと足元ゴッソリ掬っちゃうぞっつー宣戦布告しに来たつもり」

もうこのまま箒に乗って無理やり出ようかな、と思っていた時だった

鉄「隣のＢ組のモンだけどよぅ！！敵と戦ったっつーから話聞こうと思ってたんだがよぅ！！偉い調子づいちゃってんなオイ！！本番で恥ずかしい事なっぞ！！」

なんかうるさいのがもう一人来た

爆豪はその言葉を無視して人混みの中に入ろうとする

切「待てコラどうしてくれたんだ！おめーのせいでヘイト集まりまくっちまってんじゃねぇか！！」

爆「関係ねぇよ…」

切「はーー！？」

切島が訳が分からんといった感じで叫ぶ

そして、爆豪は切島の方を振り返ってこういった

爆「上に上がりゃあ関係ねえ」

切「く…！！シンプルで男らしいじゃねぇか…！」

常「上か…一理ある」

上「騙されんな！無駄に敵増やしただけだぞ！」

爆豪はそのまま人混みを通って教室を出ていった

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