英雄に非ずんば。【僕のヒーローアカデミア】 (ページ16)

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飯「皆ーー！！朝のHRが始まる席につけー！！」

瀬「ついてるよついてねーのおめーだけだ」

ふと朝のHRは誰が来るのかと思った

なぜなら相澤はものすごい大怪我を負っていて、今は入院中な筈だから

ミッドナイト辺りかなーと思っているとドアが相手入ってきたのはミイラのようになっている相澤だった

飯「先生無事だったのですね！！」

麗「無事言うんかなアレ…」

相澤はヨロヨロと歩きながら教壇に立つ

相「俺の安否はどーでもいい。何よりまだ戦いは終わってねぇ」

爆「戦い？」

緑「まさか…」

峰「まだ敵がーーー！！？」

峰田は頭を抱えて叫ぶ

相「雄英体育祭が迫ってる！」

「「「クソ学校っぽいの来たぁぁ！！！」」」

中にはやはり敵への心配を持つ者もいる

教師陣の意向は、逆に開催することで雄英の危機管理体制が盤石だと示すことらしい

しかも警備は例年の５倍強化

相「何より雄英の体育祭は…最大のチャンス。敵如きで中止して良い催しじゃねぇ」

何とも雄英高校体育祭は日本のビッグイベントの一つで、かつてはオリンピックがスポーツの祭典と言われ全国が熱狂

しかしそのオリンピックも”個性発現”の影響なのか知らないが、規模も人口も縮小・形骸化した

そして今の日本に於いて、”かつてのオリンピック”に代わるのが雄英体育祭となる

当然、日本全国のヒーローがスカウト目的で観に来るらしい

相「当然、名のあるヒーロー事務所に入ったほうが経験値も話題性も高くなる。時間は有限、プロに見込まれればその場で将来が拓けるわけだ。年に一回…計三回だけのチャンス、ヒーロー志すなら絶対に外せないイベントだ！」

杏咒は固唾を飲む

もしここで結果を残せなければ、確実に酷い扱いを受ける

体育祭までは２週間。杏咒は毎日訓練場で過ごす事を決意した

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