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これは本当の話で、口ではまーた惚気てるなんて呆れたように言うけど2人のエピソードを聞くだけでこっちまで幸せな気持ちになっているのだ。
だから凛が嬉しそうに話してくれたり、見せてくれる写真を見て思わずニヤニヤしちゃうあの時間が私は好きで。
「だから全然気にしなくていいし、2人でいる時は2人の時間を思いっきり楽しんで欲しい。ただ全然4人で集まりたいなぁって時は遠慮なく誘うし、今回みたいにさっくんが誘ってくれれば断る人なんて絶対いないよ」
その時間は凛とさっくんが2人でいないとできない時間で、確かに凛と遊んだり4人で遊ぶ時間は少し減ったのかもしれないけど同じくらいの満足度を得られている。
「今更遠慮する仲じゃないでしょ？私たち」
遠慮どころか、私のためにも2人の時間を大切にして欲しいのだ。
「…ほんと、いい友達持ったわ」
さっくんは少し黙った後にはにかみながらそう呟いて。
「この間さぁ、俺凛に化粧品プレゼントしたのね」
「うん、知ってる。凛が嬉しそうに連絡してきた」
「そうなんだ。笑 うん、すげぇ喜んでくれたんだけど…あれ、ふっかが言ってくれたんだよ。凛に何か買ってあげれば？って」
そうなんだ。
意外な事実に少し驚く。
すげぇ待たされたとか言っといて、言い出しっぺ自分じゃん。
「何でもない日のプレゼントってめちゃくちゃ嬉しいと思うよってさ」
「へ〜…ふっかにしてはいいアドバイス」
「あはは、うん。さすがに次会った時昼飯奢った」
ふっかとさっくんはお互いにいじったり適当な態度を取ったりと対応が雑なように見えるけど、実はお互いを凄く信頼している大親友だ。
それは大学の頃からで、実は夜な夜な2人で熱い話をしたり真面目に語り合ったりなんてこともあったそう。
楽しそうにバカやってる2人を、またやってるって眺めながら凛と一緒によく笑ってたのも思い出。
「なんかー、まじAとふっかと仲良くなれてよかったわ」
「急にどうしたの。笑」
「もうさぁ、俺大好きなのよ2人のこと」
「あはは、ありがと」
何だか感動モードになってしまったらしいさっくんは少し大袈裟にその喜びを表しはじめた。
あくまでも待ち合わせ中、通行人も全然いる状況だ。
「ふっかとAもさ、まじずっと仲良しでいてね」
「ふっかと？うん、もちろんだけど」
そしてその勢いはまだ続く。
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ぽぷら(プロフ) - ayaさん» ありがとうございます！もう少しでラストスパートなので、引き続き楽しんでいただけたら嬉しいです☺️ (4月8日 20時) (
レス) id: 0e689a64ff (このIDを非表示/違反報告)
aya(プロフ) - 今回も好きなお話で一気に読みました！胸がきゅーっとなります！！ (3月24日 22時) (レス) @page47 id: ff23500b61 (このIDを非表示/違反報告)
ぽぷら(プロフ) - 優希さん» ありがとうございます☺️ゆっくり更新にはなりますが楽しんでいただければ幸いです！ (3月15日 21時) (レス) id: 0e689a64ff (このIDを非表示/違反報告)
優希(プロフ) - 見つけた瞬間飛び起きました👏もう面白くてわくわくしてます！😍 (3月5日 23時) (レス) id: 9e7ca0af4f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぽぷら
| 作成日時：2024年3月1日 23時
