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「お疲れ様です」
ロッカーで荷物をまとめていると誰かに声をかけられた。
「あっ、今日の……」
「どうも、ストームライダーのキャストの阿部です。佐久間さん、ですよね？」
にこやかに笑いながら声をかけてくれたのは彼女の同僚の阿部さんだった。パーク内ではノリでハグまで交わしたけどお互いに私服で完全素の状態だから少しかしこまってしまって。
「あ、はい！あの色々とノってくれてありがとうございます！助かりました！」
「ふふ、いえいえ。俺も楽しかったから」
真夏の勤務終わりだとは思えないほど爽やかな阿部さんはよかったらどうぞって缶のジュースを差し出してくれて。
「え、いいんですか？」
「お近づきの印に。てかAちゃんから聞いたけど同い年でほぼ同僚なんでしょ？俺で良ければ全然ネタにノるよ」
「え、あ…ありがとう」
「あとね、協力してあげたいなって思って」
阿部さんはにっこりと笑ってそんなことを言う。協力？と首をかしげていたら阿部さんは思いもよらぬことを言ってきて。
「Aちゃんの事好きでしょ？」
「え、えぇ！？」
「ふふ、やっぱり。笑」
俺の反応を見て楽しそうに笑った彼はちょっと休憩しましょって奥の休憩スペースに俺を促した。丸テーブルに向かい合って座った俺らは多分だけど「恋バナ」ってやつをし始めて。
「だって連絡先交換してご飯まで行ったって聞いたらそりゃね。しかもどっちもあっちからって言ってたから好きなんだなぁって」
「……恥ずかし」
「安心してね。俺もふっかも仲はいいけど同僚とか友達っていう位置でしかないから。あ、ふっかってあのゴンドラのキャストね。だから思い切ってアプローチすればいいと思うよ」
「いやぁ…って言っても中々…」
「ふふ、ファンカストさんの演技じゃなくてほんとに照れ屋さんだったりする？笑」
「否めねぇ……」
「はは、面白いね佐久間くん。笑」
すこーしだけ嫉妬していた俺の心を見透かしたように話す彼。すげー恥ずかしいけど正直安心した。だって凄い仲良さそうだったしさ。
「あ、噂をすれば。ふっかー！」
そんな時に彼が目を向けた方には彼女のもう一人の同僚がいた。「ふっか」と呼ばれたその人は俺たちに気付いてこちらに歩いてくる。
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ぽぷら(プロフ) - めだまやき。さん» お返しかなり遅れてしまってすみません💦今更ですがありがとうございます。夢×夢ですよね！楽しんでいただけて嬉しいです(^^) (7月14日 0時) (
レス) id: 0e689a64ff (このIDを非表示/違反報告)
ぽぷら(プロフ) - ﾊﾟﾋﾟｭ------ﾝさん» こんにちは！一年以上経ってしまって今更なのですがお返しさせてください💦お読みいただきありがとうございました！ストームライダーぴったりですよね！楽しんでいただけてよかったです！ (7月14日 0時) (レス) id: 0e689a64ff (このIDを非表示/違反報告)
めだまやき。(プロフ) - ディズニー×SnowManはやばいです！！！最高です！泣 (2023年1月8日 5時) (レス) @page19 id: ab01212d21 (このIDを非表示/違反報告)
ﾊﾟﾋﾟｭ------ﾝ - Dオタ&あべさく担です！今はないストームライダーが作中で出てきて本当に嬉しかったです。ありがとうございます！(;_;) (2022年4月21日 2時) (レス) @page10 id: 2d67d3865f (このIDを非表示/違反報告)
ぽぷら(プロフ) - まり姉さん» ご指摘ありがとうございますー！！仮の名前のまま保存してしまったみたいで！直しましたー！ありがとうございます(^^) (2021年9月12日 20時) (レス) id: 0e689a64ff (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぽぷら
| 作成日時：2021年8月23日 3時
