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「はァ！？なんだよそれ！」
「この間見ちゃったんだ、私が写真で見た女とは違う人とパーク来てたの。しかもその日に私に会いたいとかメールしてきて」
ふっかが声を荒げたのにびっくりして隣のテーブルにいたキャストさんがちらっとこちらを見た。あぁ、ごめんなさい騒がしくて。
それで少し冷静になった私は客観的にその光景を頭の中でリピートする。
「誰が本命だったんだろうねぇ」
「最低だな、多分全員遊びだろ」
「さぁ」
ほんと、ふざけてるよなぁ。
「……ダメだからね？身体の関係とか持つなよ？絶対それ目的だから」
そんな私に阿部ちゃんが今度は強い口調で言った。彼もまた真っ直ぐと私を見て。
「誰があんなやつと。もうLINEもSNSもブロックしてるし電話は着拒してある」
それは事実だ。
まだ気持ちが切り替えられないだけで、だからと言ってあいつと接触する気は一切無い。
「おーおー偉いじゃん、そこまでできてんなら大丈夫だよ。安心してファンカストさんの胸に飛び込みな」
「いやなんでそうなるの」
また空気を変えたかったのかふっかがちょっとおちゃらけて言う。また話を戻しやがったのでありがたい反面ちょっと迷惑なんだけど。
「ありえないとは思うけど万が一フラれたら俺がもらってあげるよ」
「その妥協した感じ全然嬉しくないんだけど」
そして阿部ちゃんもまた真顔でそんなことを言い始めた。何だその文句、優しいんだかそうじゃないんだか。
「じゃあ俺にしとく？」
「それはない」
「オイ」
そんな同僚とのランチタイム過ごしてまた午後の勤務に向かう。まさか、ゲストさんは裏でキャストがこんな話をしているなんて思いもしないだろう。
「Aちゃん」
一足先に戻ったふっかの後に自分も続こうとすると阿部ちゃんが私の肩をポンっと叩く。
「十分頑張ったよ、今こうやって働いてるだけで凄い。相当酷いことされたんだし。だからそろそろ誰かに甘えなよ」
阿部ちゃんはそう言ってパークに出て行った。
何だかんだやっぱり優しい同僚たちに続いて、自分もまたキャストの顔に切り替えてパークへと足を踏み入れた。
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ぽぷら(プロフ) - 妄想女子さん» コメントに気づくのが遅くなってしまい、今更のお返し申し訳ないです💦同じ作品2度もコメントくださるなんて嬉しいです！それだけ長く愛していただきありがとうございます！これからも大事にしていただけますように♡ (12月24日 21時) (
レス) id: 0e689a64ff (このIDを非表示/違反報告)
妄想女子(プロフ) - 2021年にもコメントさせていただいたのですが、ぽぷらさんの書かれるお話の中でも、特におとまほがいつ見ても楽しくて、大好きなんです(>_<)2年経った今でもたくさん見にきてる作品なので、なんとなくコメントさせていただきました。これからも応援してます！ (8月24日 12時) (レス) @page50 id: a281949802 (このIDを非表示/違反報告)
ぽぷら(プロフ) - あやかぽん。さん» お返事遅くなりすみません！楽しんでいただけたようで私も嬉しいです（ ; ; ）Dオタさんに怒られないかとヒヤヒヤしておりましたが（笑）ファンカスト似合いますよねー！お読みいただきありがとうございました！ (2021年9月12日 22時) (レス) id: 0e689a64ff (このIDを非表示/違反報告)
あやかぽん。(プロフ) - うわぁぁぁ！！！(?)すの担Dオタなのでもう心踊りすぎて大変でした(;_;)佐久間くんのファンカストは最高すぎます！！私も息子と一緒にお掃除された経験があるので思い出してほっこりしました。ほんとに終始楽しく読めました！！素敵なお話ありがとうございました！！ (2021年9月2日 6時) (レス) id: 2ac8db89d5 (このIDを非表示/違反報告)
あめ(プロフ) - ぽぷらさん» あ、あれ？また誤字してましたね。ごめんなさい笑笑予測変換おかしいんですよね……笑笑 (2021年8月26日 3時) (レス) id: a2a3b0902a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぽぷら
| 作成日時：2021年8月22日 0時
