白ツツジ（マサイ） ページ14
.
.
「Aちゃん！そんな草むらに行ったら危ないよ！」
「平気だよ！マサイくんもこっちに来なよ！」
「こっちに戻っておいでよ！」
「ほら！綺麗なツツジがあるの！美味しい蜜もあるんだよ！」
目を瞑ると昨日のことのように思える一つの思い出
静かに目を閉じて思い出す
あの時は純朴だったんだと
.
「んで、まだその子が忘れられないってこと？」
「まあな」
「男なら直球でいけよ」
クヨクヨしている俺
そんな俺に喝を入れるのはシルク
「でももうどこにいるかも分かんないんだよ」
そう、所詮思い出は思い出で
俺の中で一番綺麗に輝く彼女との思い出の張本人は
今どこにいるのか、元気にしてるのか、…彼氏はいるのか
知らない
「そんなん言ってねえで成人式で会うかもしれねえじゃん」
「それまでに男磨いて、連れ去っていけるようにしとけよな」
シルクはそう言って俺の頭を乱暴に触った
シルクなりの優しさだった
「おう」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 161人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
coyuma(プロフ) - 花と紡ぐお話、全部とても素敵でした。切なかったり暖かかったり……。終わりなのが寂しいくらいです。 (2020年1月22日 16時) (
レス) id: 96592c7e36 (このIDを非表示/違反報告)
ﾉﾄﾞﾁﾝ！！(プロフ) - 来桜さん» そんなこと言っていただいて嬉しいです！リスナーなら誰しも考えちゃうことですよね（笑）ありがとうございます！がんばります（＾Ｏ＾） (2017年3月23日 20時) (レス) id: fd6b299c5c (このIDを非表示/違反報告)
ﾉﾄﾞﾁﾝ！！(プロフ) - 花さん» こちらこそリクエストありがとうございました(；＿；) (2017年3月23日 20時) (レス) id: fd6b299c5c (このIDを非表示/違反報告)
花(プロフ) - ンダホのお話読ませてもらいました！ンダホで向日葵。書いてくださりありがとうございます！ (2017年3月23日 18時) (レス) id: 6cbf83617b (このIDを非表示/違反報告)
来桜(プロフ) - ンダホの話が切なすぎました(´；ω；｀)これからも更新楽しみに待ってます！！ (2017年3月23日 18時) (レス) id: 273ceb497b (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ﾉﾄﾞﾁﾝ！！ | 作成日時：2017年3月21日 0時
