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途方に暮れる他ない ページ3

.



「もう、なんかイライラしてきちゃって」

「...」

「書きたい台詞は浮かぶのに。文字に起こそうとするとすっごい疲労感があって」


なんでなんでしょう、と途方に暮れたような顔で俺を見た。
...おいおい、俺がしてやれることなんか何もねぇぞ?


「...小説だよな?今日書かなきゃならねぇような物なのか」

「そんなことは無いですよ」

「じゃあ今日はもうペンを捨てて...」

「昨日もこうだったんです」


Aはハッキリとした声で言った。

俺はというと、...普通にたじろいだ。


「どういうことだよ」

「今とまんま同じ状況だったんです」

「...書けねぇって話か?」

「一昨日もです。その前も。その2日前から」

「いやいやいや...おいおい...お前それ、」





「言うの遅ぇよ!」





もう5日もたってんじゃねぇか。





.

そんなに怒らないで!→←憂鬱に取りつかれた気分だよ


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設定タグ:中原中也 , 文スト , 文豪ストレイドッグス   
作品ジャンル:アニメ
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作者名:気空 | 作成日時:2018年7月25日 18時

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