外伝【寒い国へのご招待】 ページ14
作者は根っからのドストさん推しです
石田さんほんとすこ(強制終了
※夢主は10代前半の少女です。
完全スピンオフかつ自己満。
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「ねぇフョードルくん、アジトってロシア語由来なんだね」
「そうなんですか?」
「えー!? 自分の国!」
知りませんでした、とにこにこ笑うフョードルくん。
そこ笑うとこじゃない!と思わずつっこんだ。
「フョードルくんって一般常識欠けてるよね」
「失礼なこと言いますね」
「いやだってー、世間に出回ってる知識は少ないっていうか。
変なことばっか知ってるよね!」
「とりあえず天然の悪口やめてもらっていいですか?」
悪口じゃないよーと笑って言うと、フョードルくんは困った顔で「それですよ」とこぼした。
「頑張って治すね」
「お願いしたいです」
「あとインテリもロシア語由来なんだね。
インテリゲンチャ!フョードルくんにピッタリー」
「どうも」
「喜びを感じない!もっとオーバーになって!」
「心で感じてください」
「頑張ります」
ふふ、とフョードルくんは笑って、続け様に言った。
「好奇心は人をのばします。拾い集めの雑学でも素直に感心です」
「褒められてる?」
「喜んで結構ですよ」
「やりー!」
喜ぶ私に、フョードルくんは思い出したように口を開いた。
「言語やら現象やら詳しく書かれた辞典が倉庫に埋まっているはずです。もし見つけたら所有物にしてもらって構いませんよ」
「え!でもあそこごったごたしててヤダなぁ...フョードルくん手伝っ」
「健闘を祈ります」
「え!?そんな無慈悲な!」
「強い意志があれば人間なんでも出来ます」
「立派な感じのこと言ってカモフラージュさせないで!ひどい!冷酷!残忍!」
「そこまで言いますか」
結局この後カードで勝負して私が負けました。
言うまでもなく全敗でした。
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作者名:気空 | 作成日時:2018年7月25日 18時