第144話 ページ48
仲村「西園さん、俺と付き合ってもらえませんか？」
大学が終わり仲村くんに呼び出された。
仲村くんとは前、映画を見に行ってから何度か一緒にお出かけをしている。
A『いいけど、どこ行くの？』
仲村「いや、そう意味じゃない。俺の恋人になってくれませんか？」
A『え...私と！？』
嘘、どうしたらいいのかわからない。何これ。
仲村「ああ。君以外にはいないんだけど」
顔が熱くなるのを感じる。
A『いや、あの告白とか生まれて初めてで...どうしたら』
仲村「嘘だろ！？君なら今までいくらでも告白してくる人が居ただろ？」
A『いや、本当にいないわ...』
私が真面目に言ったのをわかってくれたんだろうか仲村くんが一度考え納得したような顔をする。
仲村「そうか...じゃ真剣に考えてみてくれないか？返事は西園さんのタイミングに任せるから。気持ちが決まったら連絡して欲しい」
兵部side
兵部「Aが告白された？」
真木「はい、Aにつかせてた監視が伝えてきました」
兵部「そうか。あのお父様は何をしてるんだ」
Aの周りには基本的に西園家の監視役がいる。
ただ、彼女が僕に会いに来なくなってからPANDRAからも監視をつけた。
学校や私生活では基本的に目立たない用にくっついている。
多分、彼女も尾行には気づいているだろう。
超能力を使っている時や情報収集をしているときは巻き込まないように尾行を巻いているみたいだ。
ただ、その仕事内容には気づいてなさそうだ。
今まで彼女に悪い虫がつかなかったのはそいつらのおかげだ。
ラブレターはAに見つかる前に捨てるし、下心を持った人間は徹底的に遠ざける。
PANDRAの監視も気をつけているがそこに関しては西園家の監視の方が上だそうだ。幼い頃からそうしてたのだろう。
真木「そんなに気になるなら会いにいけばいいじゃないですか」
兵部「今回の相手はお父様も認めたってことか？」
真木の声を無視して考える。
そうだな。そろそろ会いに行ってみようかな。
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mtk0202mtk(プロフ) - 梨沙さん» コメントありがとうございます！これからもどんどん更新できるように頑張ります！ (2021年3月15日 15時) (
レス) id: be19afc6cd (このIDを非表示/違反報告)
梨沙(プロフ) - 続きが気になります！ (2021年3月15日 14時) (レス) id: f1f564dbb9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちか | 作成日時：2021年3月14日 0時
