第101話 ページ5
A『(私達は予知について知っているわ。もし、西園家を告発するのであれば予知についての全てを国の重役に話すわ。そうなったらきっとチルドレンは殺されるでしょうね)』
管理官「貴方、本気で言ってるの？」
A『言ったでしょう？これは取引よ。BABELが西園家に害を及ぼすのであれば、今伝えた手段に出る。ただ、取引してくれるなら私は少しだけBABELに力を貸すわ』
管理官「そんなの信用できないわ！」
A『あら、今までだってそれなりに手伝ってあげたと思うけど？それは全て要らなかったことなのかしら』
賢木先生や薫ちゃんが反応する。
賢木「俺の命を救ってもらったことは感謝している。ただ、俺はBABELで働いてる人間だ。管理官に任せる」
薫「アタシはAさんは悪い人じゃないと思う...」
管理官「BABELに力を貸すって例えば？」
A『そうね...1ヶ月に一回はBABELの特務エスパーとして働くわ。私の生体コントロールはそれなりに自信があるの。負傷者が多い予知やここに運ばれてくる急患などがいれば治すわ』
管理官「...わかったわ」
皆本「管理官！！」
管理官「これは、命令よ！今ここで見聞きしたことは口外禁止。ただ、貴方はここでESP検査を受けなさい。その情報は上には上げないわ。それが取引の条件よ」
A『わかったわ』
そして現在、ESP検査を受けている。
まさか自分が受けることになるなんてね...。
ここに残ったメンバーは賢木先生と皆本さんそしてチルドレンだ。
賢木「カタツムリがカミソリの上を張っている。君はカミソリを使いたい。どうする？」
A『すぐに捨てさせて、新しいものを買いに行かせるわ』
ビーッビーッビーーー
薫ちゃん達の時と同じように警報音が鳴り響く。レベル7と言うことだろうか。
ドガ ン
A『え？』
ヒュ パ
警報音を賢木先生が消そうとしたがその前に測定器が爆発した。葵ちゃんがみんなをテレポートさせてくれて無事だが測定器の周りの机などは壊れてしまった。
皆本「何をした！？」
私を疑うように皆本さんが問いかけてくる。
A『何もしてないわ』
賢木「皆本、Aちゃんは何もしてない。測定器の周波が薫ちゃん達を測定できる周波より超えたんだ」
賢木先生は私の正体を知ってからも今まで通りAちゃんと呼んでくれる。
薫／葵／紫穂「なっ！／それって／レベル7以上ってこと？」
賢木「そういうことになるかもな」
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mtk0202mtk(プロフ) - 梨沙さん» コメントありがとうございます！これからもどんどん更新できるように頑張ります！ (2021年3月15日 15時) (
レス) id: be19afc6cd (このIDを非表示/違反報告)
梨沙(プロフ) - 続きが気になります！ (2021年3月15日 14時) (レス) id: f1f564dbb9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちか | 作成日時：2021年3月14日 0時
