第136話 ページ40
PANDRAで話している時も薫ちゃんがバリアに攻撃を続ける。
薫「皆本は皆本だもん！！普通人で10個年上であたしたちのこと子供扱いばかりして__戻ってきて皆本！！あの皆本がいいの！！」
昨日の電話を思い出す。
"いざとなったら頼んだよ"
それってどう言う意味かと思ったけど...
A『葵ちゃん、皆本さん連れて帰るわよ。今帰れば私も手伝える』
葵「Aさん！！」
皆本さんを連れてテレポートで移動した。
ヒュ ヒュ
葵ちゃんのテレポートで移動をしている。京介達から離れることはできた。
皆本「待てよ！なんだよ、みんなして僕の、僕の気持ちは無視かよ！チャンスだったかもしれないのに！」
葵/紫穂「皆本はん/チャンスって__？」
皆本さんは頭が良すぎて学校で飛び抜けてしまった。それにより周りが萎縮してしまい学校から追い出された。
皆本「でも、もう一度やり直せば！みんなが「ここにいていい」って言ってくれるんだ！！」
だからと言って京介の生命エネルギーを使うの？なんなのよ。皆本さんも薫ちゃんもどちらも消えてしまえばいい。
一瞬そんなことをよぎった。
でも、それは一瞬で
薫「皆本、あたし達にはね。皆本がそう言ってくれたんだよ」
薫ちゃんの言葉を受け皆本さんの表情が変わる。きっと現実を受け入れたんだろう。
ヒュ パ
管理官「戻ってきたのね！でもだいぶ情報が流されちゃって...」
A『私がやってみるわ』
キイイイン
ヒュプノでこの男の頭にある皆本さんの記憶を探る。そしてその記憶で精神世界を強く作る。
それにより、流された記憶が蘇ってくる。
結局、記憶は消すと言っても脳の中に出口があるわけじゃない。取り出せる所にまだあれば精神干渉で引き出すことが可能だ。
A『蕾見管理官、今よ！皆本さんに情報を移して』
キイイイイン
賢木「どうだ皆本！！」
管理官「記憶は？」
皆本「大丈夫です！全部思い出しましたよ！」
A『良かった』
皆本「ただいま。みんな心配かけたね。Aちゃんもありがとう」
チルドレンが皆本さんに抱きついている。
凄く幸せそうな姿だった。
それから1年半後チルドレンは小学校を無事に卒業した。
もちろん私も大学4年生になれました。そして内定が決まりました。
と言っても西園家の敷地内にある病院だけどね。卒業後はそこで看護師としての経験を積みながら西園家やお父様のお手伝いもしていこうと思う。
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mtk0202mtk(プロフ) - 梨沙さん» コメントありがとうございます！これからもどんどん更新できるように頑張ります！ (2021年3月15日 15時) (
レス) id: be19afc6cd (このIDを非表示/違反報告)
梨沙(プロフ) - 続きが気になります！ (2021年3月15日 14時) (レス) id: f1f564dbb9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちか | 作成日時：2021年3月14日 0時
