第125話 ページ29
薫「Aさん、その人たち大丈夫そう？」
A『まあ、一応外傷とかは治したわ。ただ、脳内のダメージはわからないわね。この人達が帰ったあと精密検査を受けることを願うわ』
澪「アンタのおかげで先制攻撃のチャンスがパーよ！！」
薫「いや、これ犯罪だし！あたしはもう帰る！」
紅葉「待って女王、行かないで！私たちあなたが必要なのよ！」
その言葉に薫ちゃんが振り向く。
紅葉「これを見て！貴方達の「ブースト」をコピーしたものよ！でもウチにはあんたの「翼」を合成できる者がまだいない。一緒にデータを集めさせて欲しいのよ。少佐の許可も取ってあるわ」
〜数時間前〜
兵部「本人がいいって言うならいいよ。頼んでみな。僕も今は無理だ。体調が良くない。齧歯類！行ってやれ」
桃太郎「イイヨ！マカセロ」
兵部「澪！キミの仕事はそいつと2人でクイーンを守ることだ。万一の場合はクイーンを連れて撤退しろ。何があっても女王は守れ」
という出来事があったらしい。
澪「だから心配いらないわ。あんたはBABELの秘蔵っ子で少佐のお気に入り。家族もあって大事にしてもらってる。あたし達とは違うもんね」
カズラ「あたしたち、出身はみんな似たようなもんなのよ。親に捨てられたり戦場でゲリラに飼われたり__だからあいつらは許せない」
紅葉「私たちは少佐とPANDRAに救われたわ。だから次は私たちも同じことをしたいのよ」
薫ちゃんが感化される。
澪ちゃんはああ言ってたけど、私がここにいるのは京介にお願いされたからよ。
兵部「もし、アイツらに危険が迫ったら、今回は見境なく敵を殺してくれ。この前、Aはあの子の洗脳を解こうとしたけど、殺す事は可能だったはずだ。これはお願いだ」
京介からのしっかりとしたお願いなんて初めてよ。
いつものお願いは強引に詰め寄ってくるだけだもの。
京介は澪ちゃんのこともPANDRAのメンバーの事も十分大切にしてるわよ。
敵の女の子「来たか、パンドラ」
結局、薫ちゃんは力を貸してくれることになった。
澪「そーだ！あたし達はパンド__」
薫「パンドラwith謎の美女 見参！！」
澪ちゃんの言葉を遮り薫ちゃんが変な自己紹介をする。
桃太郎「美女？Aノコトカ！」
薫「あたし達が力尽くでお前を解放してやる！！」
桃太郎「無視スルナ！」
薫ちゃんの意味のわからない自己紹介が続き、澪ちゃんと喧嘩している。
紅葉「そこ！頭弱そうなケンカすんな！」
敵の女の子「なんだ、お前らバカなのか」
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mtk0202mtk(プロフ) - 梨沙さん» コメントありがとうございます！これからもどんどん更新できるように頑張ります！ (2021年3月15日 15時) (
レス) id: be19afc6cd (このIDを非表示/違反報告)
梨沙(プロフ) - 続きが気になります！ (2021年3月15日 14時) (レス) id: f1f564dbb9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちか | 作成日時：2021年3月14日 0時
