第114話 ページ18
A『話を聞きたがると思ってたもの。
それと、お父様からよ。「黒い幽霊は西園家も警戒している。黒い幽霊の情報は手に入った場合渡す」それと私も協力するわ』
黒い幽霊だけはBABEL、PANDRA、西園家の共通の敵だ。
管理官「黒い幽霊ね。兵部も警戒しているみたいだし貴方が協力してくれるのはありがたいわ」
皆本「でも、君に情報を渡したら兵部に漏れる可能性がある」
さすが皆本さん。しっかりとそこをついてくる。
A『なら、別に情報をくれなくてもいいわ。でもそのせいで私が死んだらBABELのせいね』
ガッ
皆本「うぐっ」
A『ちょっと！手出しちゃダメでしょ』
執事もとい京介が皆本さんに素手で攻撃した。
執事(兵部)「お嬢様に失礼な態度でしたので」
絶対、わざとだ。
管理官「まぁ、皆本君の言い分はわかるわ。でも、兵部に情報が漏れることよりも貴方に全面協力してもらった方が正解ね」
蕾見管理官は攻撃に対してあまり気にしていない。まぁ、普段から皆本さんは薫ちゃんに攻撃されているものね。
管理官の意思がまとまったようなので私の持っている黒い幽霊の情報を伝える。代わりにブーストに関する情報を少し教えてもらえた。
A『これで、昨日の話は終わりでいいわね』
管理官「ええ。ねえ、いつか全てを話してくれる日は来る？」
A『それは、わからないわ。西園家はあまり国を信頼してないもの。国のお膝元で働く貴方達とはまだまだ仲良くなれそうにないわ。特にそこの頭のお堅い人なんて特に』
皆本さんを見ていう。
管理官「まあ、今は取引相手として仲良くするわ」
管理官の返事を聞きテレポートで外に出る。
そして、BABELから離れたところで京介のヒュプノを解く。
A『もう！大人しくしてる約束だったでしょ！』
兵部「いや、あれは皆本が悪いだろ」
A『あれくらいスルーしておけばいいのよ。本当にハラハラしたわ』
兵部「Aのヒュプノは完璧だよ。心配することはない」
はぁ、人の気も知らないで...。
兵部「それじゃ、デートをしようか」
A『あれ、本気だったの？』
兵部「当たり前だよ。だから、わざわざいつもと違う服できたんじゃないか。変かい？」
京介はニットにGパンでいつもと雰囲気が違う。でも着こなしている。
A『似合ってるわ』
兵部「本当かい？じゃ行こう」
そういい。兵部はテレポートをする。
行くってどこに？
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mtk0202mtk(プロフ) - 梨沙さん» コメントありがとうございます！これからもどんどん更新できるように頑張ります！ (2021年3月15日 15時) (
レス) id: be19afc6cd (このIDを非表示/違反報告)
梨沙(プロフ) - 続きが気になります！ (2021年3月15日 14時) (レス) id: f1f564dbb9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちか | 作成日時：2021年3月14日 0時
