第107話 ページ11
兵部「また、黒い幽霊が動くみたいだね」
瑠衣「さっさと、くたばれば良いのに...」
PANDRAの予知と瑠衣の予知で今回の情報が手に入った。最近瑠衣は機嫌が良くない気がする...。
予知の内容は
黒い幽霊の男の子がチルドレンと対戦するものだ。
能力は幻覚と念動力らしくオモチャのように周りのものを組み立て攻撃できる。
能力はかなり強力でチルドレンも苦戦するらしい。
A『催眠能力が相手なら私は平気だと思うわ』
兵部「今回も危険だ。Aが行く必要はない」
A『私は行くわ。薫ちゃん達のブーストをもう一度見たいの』
父「好きにしなさい」
兵部「何故だ？お父様だってこの間反対していただろ？」
父「お父様と呼ぶな！Aの好きにさせることにしたんだ」
真木「少佐...催眠に関してはAはかなりの力があるはずです。行かせてもいいんじゃないですか？」
紅葉「私も真木ちゃんに賛成よ。ESP検査機を壊したくらいよ？行かせてみていいと思うわ」
紅葉さん...なんかその言い方は悲しいわ。
A『それに、私妖精女王のことを知りたいの。その為にもチルドレンと関わるのは正解なのかも知れない』
兵部「そのことだけど、僕は君のその力を一度見てる」
A『どこで？』
私がその力らしきものを使ったのは私の知る限り賢木先生の前だけだ。
兵部「アレー・ルギアのアジトで君は超能力を使っただろう？あの時、確かに妖精の羽が見えたよ。コレミツも見ている」
知らなかった。
A『あの時は、テレポートがしたくて周波数の穴を探したのよ。気づいたら力を使ってたわ。でも、あれは催眠能力だったでしょ？』
兵部「あぁ、でもあんなに強力なのは普通は無理だと思うよ。あの時あの場にいたアレー・ルギアの奴らは一瞬で失神するくらいのヒュプノを見せられたんだ。それに何故か僕とコレミツにはかからなかった。無差別ではなかったってことだ」
母「Aちゃんの最低限の意思は留めてくれているってことなのかしら」
結局、あまりわからないまま会議は終了した。
京介はギリギリまで私の参戦を渋っていたが最終的に多数決に負けて納得していた。
それとなるべく情報収集だけにしろとのことだ。そこに関してはみんな賛成のようだった。
ちなみに今回、PANDRA自体は参戦する気がなく。遠くから見守るそうだ。
チルドレン達の成長として死なない範囲のことは頑張ってもらうと言っていた。
あと、ブーストについて詳しく調べたいらしい。
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mtk0202mtk(プロフ) - 梨沙さん» コメントありがとうございます！これからもどんどん更新できるように頑張ります！ (2021年3月15日 15時) (
レス) id: be19afc6cd (このIDを非表示/違反報告)
梨沙(プロフ) - 続きが気になります！ (2021年3月15日 14時) (レス) id: f1f564dbb9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちか | 作成日時：2021年3月14日 0時
