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トッポside
ソフィーのこれからの衣服を一通り買った後、僕とソフィーはフードコートに来た。
アーセナルはコーヒー豆を、ジョニーはお酒を買いに行っている。
僕らは今何をしているかというと……。
白「トッポ、クレープってこんなにおいしいんやね」
ソフィーはそう言って口にチョコをつけながら食べている……そう、僕らは今クレープを食べている。
僕のは大好きなイチゴとバナナにチョコがかかったもので、ソフィーはチョコブラウニーが入ったものや。
白「ねぇ、トッポ。何ボーッとしてるの？」
ソフィーはそう言って僕の顔を覗きこんでくる。
僕はドキッとしながらもなんでもないようなフリをした。
青「なんでもないで……あ、食べ合いっこしようや」
僕がそう言うと、ソフィーは自分のクレープを僕に向けた。
僕はパクッとかじりつく。
白「おいしい？」
青「めっちゃおいしい……僕のもおいしいで！」
今度は僕のクレープをソフィーに向けた。
あ〜んと口を開けている姿はとても愛らしい。
白「ホンマや！！ あのクレープ屋さん、あたりやね」
ソフィーはそう言ってえくぼを浮き出して笑った。
昔の笑顔そのままや。
青「ソフィー。僕らは表立ったことはあまりできひんけど、こうやって買い物したりみんなでご飯を食べたりして少しでも自由に過ごしていこうな」
僕がそう言うと、ソフィーはきょとんとしていた……僕、変なこと言うたかな。
青「どうしたん？」
白「いや……あの、ありがとう。今過ごしている時間が今までと比べたらかなり充実していて自由な時間やから……かみしめていかんとね」
ソフィーはそう言ってはにかんだ。
僕はなんかうれしくてソフィーの頬をツンツンした。
白「トッポ、くすぐったいよ〜」
そう言ってソフィーも僕の頬をツンツンし始めた……こんな時間がずっと続くとええな。
おわり
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作者名：明日 x他1人 | 作成日時：2016年2月15日 20時
