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まもりたい≪緑≫ ページ19

ソフィーside


晩ご飯のナポリタンを食べ終わると、今日はすぐに歯みがきをしにいく。

その後自分の部屋で黒のスーツに着替え、ジョニーの部屋に向かう。


トントンとドアを叩くと、中からはい、と声が聞こえた。

私がドアを開けると、ジョニーは黒のスーツを着て髪をくしでとかしていた……あれ、髪流してる。

白「珍しいね、髪を上げないなんて」

緑「サラリーマンの設定やから。それに今日は
ソフィーがメインやし」


そう言って化粧台の鏡の前に座った私の後ろに
座った。


白「化粧は濃いめにする?」

緑「おん、いつもよりは濃いめがええかな」


私は化粧水をつけながらジョニーは私の髪をくしでとかしながらそう話した。


緑「相変わらず髪綺麗やな」


私がファンデーションを塗っていると、ジョニーは化粧台にある白のゴムを取ってそう言った。

私はありがとう、とつぶやく。

その褒め言葉に特別な感情がないのはわかってるけど、少しうれしくなる。

緑「無線どっち耳がええ? それによって髪をどっちかに寄せるから」


それを聞いて私が左耳、と言うと、わかった、と言って左耳にイヤホンを入れて二つに分けた髪同士を左側で結びだした……今日はサイドのポニーテールみたい。


緑「緊張してる?」

白「ちょっとね……上手く話せるか不安」

緑「大丈夫、困った時はサポートするからさ……ソフィーならできるよ」


ジョニーはそう言うと、私の肩を叩いた。

私は口紅を塗って前を向くと、鏡には自信を持った黒髪の女性が映っていた。

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作者名:明日 x他1人 | 作成日時:2016年2月15日 20時

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