ある日の始末屋さん、 (ページ13)

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ソフィーside

ガムは私に棒を預けて少し後ろに下がった。

ふぅと息をついた後、両手を伸ばしてバク転をし、頭を下げた。

私たちがパチパチと手を叩くと、照れたように笑っていた。

紫「実は俺らよりもっとすごい奴がおるんや。呼んで来るから待っとってな」

ジャッキーはそう言ってニッと笑うと、稽古場を出ていった。

数分後、棒を返したガムとアーセと話していると、ジャッキーはマックを含む４人を連れてきた。

でも、マックはこっちの方へ歩いてきて、ジャッキー、ジョニー、トッポ、エースと私の目の前に並んだ。

紫「さて、ソフィーに問題！！」

橙・黒・赤「ジャカジャン！！」

紫「この３人の中に、ロンダートからバク転、バク宙というように連続技ができる人がいます。それは誰でしょうか？」

いきなり出された問題とクイズ番組の雰囲気にびっくりしながらも考えてみる。

３人を見ると、ジョニーは口角を上げて私に手を振っていて、トッポは自信なさげにこっちを見ていて、エースはニッと笑っていた。

紫「はい、ではソフィー、答えをお願いします！！」

私はうーんと悩みながら答えを言った。

白「……エース」

黄「俺！？嬉しいな……でも、ちゃうで」

惜しかったなと言ってククッと笑っていた。