縮んだ幼なじみは私が育てます【名探偵コナン】

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「なるほど…俺らは1ヶ月Aちゃんにお世話になるってことね」

ま、確認するまでもなく全部知ってるんだけどね
Aちゃんに記憶があることがバレたらブチ切れられるよねぇ…
降谷ちゃんにお世話されるのも嫌だし。

「ったく…意味分かんねぇよ…クソっ…A、なんかバラしていいモンあるか？」

「いや、あるわけなくない？」

「なんでだよ！俺の楽しみを奪うんじゃねぇ！」

じんぺーちゃんはこんな状況でもいつも通り
流石は傍若無人。
そんでもってAちゃんの俺らに対する当たりが強い
…縮んでる間はあんなに優しーのになぁ…

「ねぇじんぺーちゃん」

結局おもちゃのミニカーをバラし始めた彼に耳打ちする

「一応深夜に女の子のお部屋にお邪魔してるんだからちょっとは遠慮しなよ？」

「ああ？今更だろ…一晩一緒に過ごしてんだぞ？」

ちょっとじんぺーちゃん言い方どうにかしてよ…

「それに今までも深夜に集まることあっただろ？」

俺たちは割と仲の良い幼馴染み
他の女の子より気さくに話せるから、プレゼントの相談とかしてたんだよね〜

「アンタたちどうせすぐ縮むんだから気にしてないよ。もう慣れたし」

いや、そこは気にしてよ？
一応俺たちも男だよ？

「…陣平と研二が絶対に私に手出さないことは知ってるんだからね？」

ご名答。
Aちゃんのことを女の子として見てない訳ではないけど、彼女に手を出すことは絶対にない。
なんて言うか…お互いのこと知り過ぎちゃってる感じ？

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