縮んだ幼なじみは私が育てます【名探偵コナン】

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子供用品ボックスにお布団は入っていなかった
明日買いに行くしかないかぁ…

「しょうがないから今日は私とベッドで寝よっか」

元気に頷く２人を両脇に抱えてベッドに入る
あ、子どもって体温高いね…
めちゃくちゃ温かい…

すうすうと寝息を立て始めた２人の寝顔を見つめる
時計の表示はPM23:58
…しっかり元に戻れるのかな…
でも、新一くんは元に戻れたんだもんね…
大丈夫。ちゃんと元に戻る。幼なじみが消えたりしない。
元に戻れる日まで私が２人を守る！

決意を固めていると、ボン！という音がした
そして、急にお布団が狭く感じられた
え？なんで？

「……あ？A？てか、ここどこだ？」

「…じんぺーちゃん、俺ら何してたんだっけ？」

聞き慣れた声が両サイドから聞こえて、意識が覚醒した

「も、元に戻ったぁ！？」

「「は？」」

ガバリと起き上がって布団を剥ごうとして、そっと元に戻した
うん、断じて見てないよ。
元のサイズになったから子供用のパジャマが破れてたとか知らないよ？

「え？なんで俺らなんも着てないの？…まさか、Aちゃんのこと…襲っちゃったり…？」

「違う！！！！」

一回頭を整理しよう…
急に２人の体が元に戻った。…トリガーは何？

「おいA、どういうことだ？」

「…っ、説明するからとりあえず服着て！」

「ンなこと言われても着替え持ってねぇよ！」

あ、そうでした。子供用の下着しかないよ。

「…タオル取ってくるから待ってて」

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