縮んだ幼なじみは私が育てます【名探偵コナン】

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なんかすっごくいい夢見た気がする
２人が元に戻ってて、一緒に呑んでる夢…
……まさかっ！

「んなわけ無いか…」

両隣で気持ち良さそうに眠る２人の顔を見て、起きたら元通りとかいう夢は砕け散った

「研二、陣平、朝だよ」

眠そうに目を擦って研二が起き上がる

「…おはよ…Aちゃん…」

ポワポワした顔でベッドを降りて、洗面所に向かう
残りは昔から起き抜けの機嫌が悪い陣平。

「陣平ー起きてー」

「んん…………まぶしぃ……」

陽の光に開きかけた瞳がギュッと閉じられる
そんな彼を無理矢理ベッドから引っ張り出すと、全力で抵抗される

「やだっっ！」

まぁ、抵抗するためにしがみついてるのが私の足だからそのまま移動するんですけど。
ホントこういうとこ可愛いよね。

「なにそれ！たのしそーっ！！」

やめて研二…！そんなキラキラした目で見ないで！
朝っぱらから２人を担ぐ元気は無いよ！？


くぁぁ、とあくびをする陣平に朝食を食べさせる
…研二は手がかからなくていいね…

「じんぺーちゃん…それおれのぎゅーにゅー……」

「…………おれの」

やばい、牛乳の発音可愛すぎる！！

「Aちゃん！じんぺーちゃんがおれのぎゅーにゅーとるぅ！」

天使の可愛さに悶絶していた所で急に名前が呼ばれて、ビクリとする

「陣平、キミの牛乳はこの犬のコップ。研二のは猫。分かった？」

「…いぬ」

研二のコップから手が離れて、犬のコップが傾けられる

「A、おかわり」

…たんとお飲み…！
きっと牛乳いっぱい飲めばでっかくなるぞ！

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