縮んだ幼なじみは私が育てます【名探偵コナン】

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「すまない高峰さん…ちょっと子どもを預かって欲しくて」

突如現れた来訪者は、幼なじみ２人の友人
彼の手には布に包まれた幼子がいる

「…降谷くん結婚してたの？」

「いや、僕の子どもじゃないよ」

え？降谷くんの子じゃないの？
自分の子ども以外に預かって欲しい子どもって…なに？

降谷くんは幼子を包んでいた布を取って、２人に私の方を向かせた

「ほら、分かるか？君たちの昔なじみの人だろう？」


くるくる髪で青い瞳にやんちゃそうな光を持ち合わせている子
女の子と見間違えるくらいのきれいな髪を持った、タレ目の子


ぱぁ！と笑った２人の姿には見覚えが有り過ぎて怖い


「え…陣平と研二？……まさか２人の隠し子？」

「いや…本人だよ」

は？本人？

「あの毛利探偵事務所の少年と工藤新一くんが同一人物だったと言うのは聞いてる？」

「陣平から聞いたよ」

「なら話が早い。彼が飲んだものと同じ薬を飲んで縮んだ…ただ、コナンくんより年下になってしまったんだよ…明らかに４歳くらいだ。４歳以降の記憶もない」

私の足にベッタリくっついている２人を見やる
縮んだ…あの人達が…

「薬が出来るまでソイツらの面倒を見てくれないか？…お互いのことは認知しているようなんだが、僕のことは覚えていないらしくて、全く言うことを聞かないんだ」

「……分かった。責任を持ってこの子たちを守るよ」

「恩に着る！」

…なんてね。
内心お祭り騒ぎだよ？
こんなに可愛い生き物を養えるなんて…生きててよかった！

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