クールな幼なじみ4【前原陽斗】【磯貝悠馬】 (ページ21)

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発覚ページ21

貴方side

他のお店の人達に迷惑にならないよう私達は外に出た

浅「以前アルバイトが発覚して君はE組に落ちた
なのに、あれから反省していないようだね」

磯「…浅野。この事は黙っててくれないかな今月いっぱいで必要な金は稼げるからさ」

浅「…そうだな僕も出来ればチャンスをあげたい」

そう考える学秀の顔は、理事長そっくりだ

そして学秀は、闘志を示せたら今回の事は見なかった事にするらしい

その為には体育祭の棒倒しで勝たなくてはいけない

けどA組男子は28人、E組男子は15人

とても公平とは思えなかった私は、学秀に考え直してもらうよう前に出る

貴「学秀 A組とE組の男子の差はどう考えても公平じゃない
それに悠馬がバイトをするのはちゃんと理由が…」

浅「…美紗子。今回君は僕に口出し出来ないよ………君もバイトをしているのだから」

貴「!!」

私がバイトしている事もバレていた

浅「どうして美紗子がE組に落ちたのか僕達は理解出来なかった。けどまさかアルバイトをしていたなんてね…」

そう言って携帯を見せられて画面には、私の巫女姿が写っていた

貴「なっ!? 何で撮ってんのよ!?」

浅「…いやつい出来心で」

出来心で撮るな!!