４０話 ページ43
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帰り道。誰とも一緒ではない俺は一人で街頭だけが頼りの薄暗い道を歩いた。
あのあとヒミツってなんだよと万次郎からえらく問い詰められたが、ヒミツはヒミツだとエマと顔を見合わせて笑った。その様子に、少し拗ねていたが。
突然、嫌な思い出を彷彿とさせる音がした。男女のいざこざのような声も聞こえ、そちらの方に向かった。
『おい、テメェら何していやがる』
後ろから踏み潰しはせず、下品な笑い声を上げる野郎共を睨んだ。その向こうでしゃっくりを上げている女の人と目が合う。
「そういやお前、この前俺の後輩殴ったろ？噂になってんぜぇ、宮野Aくんよォ！！」
「金出せば逃してやるぜ。まぁ、サンドバッグぐらいにはなってもらうけどな！」
声を上げて笑うそいつの顎を、思いっきり蹴った。彼氏らしき人を踏み潰してる野郎を殴り飛ばし、着ていたシャツを渡した。
がちがち奥歯を震えさせる男の胸ぐらを掴んで、顔面を殴った。生温かい液体が頬にかかる。
『誰がサンドバッグになるって？弱ぇくせしてイキってんじゃねぇよ、クソ野郎が』
ガッという鈍い音とともに、そいつは気絶した。くるりと振り返る。唖然とした顔が俺を見上げていた。
『んなとこ見せて悪かった。もう直ぐに警察と救急車が来る、あとは二人で説明してくれ。俺は何も見てねぇから』
サイレンの音を背に、俺は今度こそ家に帰った
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風月 - 主人公のお名前を真守にすると声優の宮野真守さんができました! (3月22日 20時) (
レス) @page50 id: ee38e0c342 (このIDを非表示/違反報告)
絵里香(プロフ) - 千珠さん» あっすいません！！教えて下さりありがとうございます！ (2022年10月6日 16時) (レス) id: b8fe3ad85f (このIDを非表示/違反報告)
千珠 - 絵里香さん» あの、読んでで分かったんですけど、36話の稀咲の「咲」が「崎」になってます…！ (2022年10月6日 10時) (レス) @page42 id: a7c4982119 (このIDを非表示/違反報告)
絵里香(プロフ) - 千珠さん» わっ、身体の事もお気にしてくださりありがとうございます！！頑張ります！！ (2022年10月5日 16時) (レス) id: b8fe3ad85f (このIDを非表示/違反報告)
千珠 - 初コメ失礼致します！この小説とっっても面白いです！超大好きです！特に初代黒龍のメンツがいるシーンがお気に入りです！お身体に気をつけながら頑張ってください！！ (2022年10月5日 14時) (レス) @page25 id: a7c4982119 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：絵里香 | 作成日時：2022年4月10日 19時
