文化祭前 ページ20
「A！ここはこう！」
「こう！？」
「ちがうちがう！」
私と青山くんは演出組ではあるんだけど途中まではダンスで参加するということになった。
一番盛り上がるとこでダンス衣装を脱ぎ捨ててヒーロースーツへ。
「こうだ！」
「んーおしい！」
ただ私はとんでもなくリズム感がないらしい。
ダンスが成長しない…
「むっずかしい」
「あ！通形先輩！」
「って…エ、エリちゃん！！」
ん？誰か来た。
なにあの可愛い子。
「え！！？何なに先輩の子ども…！？」
んなわけあるかい。
高校生であんなに大きい子がいたら…ありえなくはないか？？
え？？？
「どういうこと？」
そっとお茶子ちゃんに聞けばインターン先で保護した子だと教えてくれた。
「というわけでこれから俺エリちゃんと雄英内を回ろうと思ってんだけど緑谷くんもどうだい！？」
「じゃーちょっと休憩挟もうかァ！
ティータイム！」
エリちゃん文化祭くるらしい。
休憩中、お茶子ちゃんと梅雨ちゃんが詳しく教えてくれた。
「あんなに小さいのにねえ…」
「うん…たぶんまだ色々気持ちの面で抱えとると思う」
体が元気でも心が元気じゃないってことね。
どうにかして元気付けてあげられないものか。
「あ、帰ってきた」
出久が帰ってきて練習再開。
なんとか覚えないと…本番恥ずかしいことになる。
「ダンス難しいよね」
「あ、わ…A…！」
「顔赤いよ照れてんの？」
揶揄うように出久に声をかければもっと赤くなった。
その女慣れしてないとこが可愛いよね。
「Aが、あの…その…」
「大好きって言ったから？」
「だ！だだだ…う…うん」
これ以上ないくらい真っ赤な顔の出久。
「私はほんとのこと言っただけだよ」
「〜〜っ！ずるいなあ」
大きなため息をついた。
照れてんの…まじで可愛いね。
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んんん - 公開学座じゃなくて公開座学ですよ〜 (9月16日 16時) (
レス) @page16 id: f7bbaba12e (このIDを非表示/違反報告)
ちらす(プロフ) - 月姫さん» これからもだんだんデレていく轟くん登場するかも…です♡ (7月3日 17時) (レス) id: c4825176d2 (このIDを非表示/違反報告)
月姫(プロフ) - 最新話嬉しそうな轟焦凍を想像したらにやけました...！！ (7月1日 13時) (レス) @page30 id: ad0933ba75 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちらす
| 作成日時：2023年3月31日 1時
