文化祭前 ページ19
「…いつまでもンな顔してんじゃねェ」
「もうしてないよ」
ドカッと隣に座った爆豪くんに励まされた。
爆豪くんって周りを見てないようで見てるよね。
まあそこが良いんだけど。
「ありがとね、心配してくれて」
「してねーわ、どこがしてるように見えンだよ」
「ええ？顔に書いてある」
「眼科行け」
心配だから隣に座ったくせに…まったくもうツンデレ大魔王なんだから！
「今日で爆豪くんへの愛が大きくなったよ」
「そうかよ」
どうでもいいって顔してるわ。
わいわい盛り上がるみんなはいつの間にか帰ってきた出久たちも含めてバンドのメンバーを決めてるらしい。
「出久たち帰ってきたの気付かなかった」
って言ったら舌打ちされましたね、なんでやねん。
みんなが響香の歌声聴いて盛り上がってる。
そうよ、響香は歌上手いのよ。
「ていうか色々決まってきてるねー」
「俺ァ寝る」
「だめだよ、最後までいないと」
火つけた本人が途中で寝るとかダメだから。
爆豪くんを引き留めつつみんなの話を聞いてると三奈がこっちに来た。
「で、Aの個性使いたくない！？」
「え？私？」
三奈の言葉にウンウンと頷くみんな。
私の個性使ってなにする気だ。
「Aは観客の頭上で飛び回る！！」
「ええ？私が！？」
「花吹雪撒きながら〜！」
勝手に話を進め出す三奈と透ちゃん。
それわりと恥ずかしい役じゃない？
「いいじゃん！Aは飛んでるだけで映えるしな！」
「ヒーロースーツ着ろよ」
拒否権はないらしい。
というかここで無理なんて言えるわけ…
「ハッお似合いじゃねェか」
「爆豪くんが言うと悪口に聞こえる」
やっぱ笑顔って大事だよ？
長い長い話し合いが終わったのは深夜1時。
「明日から忙しくなるぜ！！」
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んんん - 公開学座じゃなくて公開座学ですよ〜 (9月16日 16時) (
レス) @page16 id: f7bbaba12e (このIDを非表示/違反報告)
ちらす(プロフ) - 月姫さん» これからもだんだんデレていく轟くん登場するかも…です♡ (7月3日 17時) (レス) id: c4825176d2 (このIDを非表示/違反報告)
月姫(プロフ) - 最新話嬉しそうな轟焦凍を想像したらにやけました...！！ (7月1日 13時) (レス) @page30 id: ad0933ba75 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちらす
| 作成日時：2023年3月31日 1時
