佐野家の長女、特級術師

7話 ページ9

悟「…佐野」

「あら、五条先輩。どうかしましたか?」

悟「や、…まともに自己紹介してなかったから」

「!ふふ、律儀にどうも有難う御座います」ﾆｺｯ

悟「ｯ//…俺は二年の五条悟」

「佐野Aです。宜しくお願いしますね」

悟「おう、、//」

傑「おや…佐野さんじゃないか」

「夏油先輩、こんにちは」

傑「ふふ、こんにちは」

悟(コイツ絶対ワザとだな)

傑「あぁそうだ。硝子から聞いたよ、有難うね」

「いえ、硝子が疲れていた様なので…それにあぁいうのは慣れていますので」

悟「は、慣れてる?」

「はい！」

万次郎もイザナもエマも昔はよく眠れなかったなぁ…懐かしい

悟「ふ、ぅん…」

傑「子供が、好きなのかい?」

「えぇ、子供は大好きなんです(*´꒳`*)」

傑「桜はいいお母さんになるね」ﾆｺ

「!ふふ…有難う御座います」

悟視点

そう言って、嬉しそうに笑う佐野

その笑顔を見ると、顔と心が熱くなる

柄にもなく、可愛いと思った


「実は、幸せそうな家族を見ると羨ましくって…私もあんな風になりたいなって」

傑「憧れているのかい?」

「はい‼︎」

悟「ふぅん…俺にはわかんねぇわ」

「ふふ、女の子は憧れるものなんですよ」

傑「そうなんだね」

prrrrrr.prrrrrr

「あ、すいません…」

悟「別に、じゃあな佐野」

傑「またね」

「さようなら五条先輩、夏油先輩」ﾋﾗﾋﾗ

悟「…傑」

傑「はぁ…分かった」

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