佐野家の長女、特級術師

4話 ページ6

【prrrrr.prrrrr】

「!はいもしもし」

【あ、もしもしA?】

「どうしたの真一郎」

【大丈夫か?変な奴とかに絡まれてねぇか?】

「大丈夫よ、良い人達ばかりだから」

【そうか!安心したわ…】

「皆はどう?大丈夫?」

【おう、万次郎もエマもイザナも皆元気だぜ】

「そっか」

【爺ちゃんから話は聞いてるし、何かあれば帰って来いよ】

「うん、有難う」

【しっかし、Aにそんな才能があったとはなぁ】

「昔から見えてたのよ」

【凄いな…怖がった様子なかったし】

「まぁ見慣れたからね」

【やっぱお前は強いな】

「真一郎もでしょ?」

【俺はそんなに強くねぇよ笑】

「ふふ笑」

【帰ってくる時には電話しろよ。皆Aが帰って来るの楽しみにしてるから】

「うん、有難う」

【じゃあまたな】

「うん、じゃあね。大好き」

【俺も】

ツーツーツー…

「ふふ♪」

硝「…」


硝子視点

やば、聞いちゃた…Aって彼氏いるんだ

まぁでもスタイルと顔だからな…そりゃいるか

聞いたところ結構ラブラブぽいっし、心配する事はなさそうだけど…

「あの“2人”がなぁ…」

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